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ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

SMT(電子部品実装)・マウンター

導入事例

技術と心配りで、ニーズを形に。お客様の導入事例をご紹介します。

使えば使うほどメリットが増えていくヤマハ発動機のマシンで揃えたライン

サクサテクノ株式会社 様new window

サクサテクノ株式会社 様

POINT

1.
さまざまなメリットを生む「1 Stop Smart Solution」
2.
イージーオペレーションで人材育成にも弾み
3.
リフロー前の検査機導入で職場環境を改善

サクサテクノ様の厳密な事前比較を経て導入された、ヤマハ発動機のマシンによるライン。「1 Stop Smart Solution」によるメリットが最大限に活用されています。作業効率と品質の両面が向上したことにより、職場に届けられたのは「ゆとりと笑顔」。営業、機能、サポートと、すべての面でサクサテクノ様にご満足いただいています。

「Made in Yonezawa」の誇りを作業や部品ひとつひとつに込めながら、一気通貫の生産体制を敷いているサクサテクノ株式会社様。サクサグループの人づくり、モノづくりの起点としても重要なマザー工場です。その根幹を支えているのが、ヤマハ発動機の「1 Stop Smart Solution」。マウンター、印刷機、検査装置などヤマハ発動機のマシンで揃えられた生産ラインが、サクサテクノ様の飛躍を後押ししています。

生産本部 第1製造部
田頭昌典部長
生産本部 第1製造部
田頭昌典部長

2023年のライン設備入れ替えにあたり、ヤマハ発動機のマシンで揃えたのですが、事前にはかなり詳細に各メーカーとの比較検証を行いました。チェック項目は100を超えていたと思います。

各メーカーそれぞれの考え方や製品作りの方法論がありますので、正直なところ、1つのメーカーですべての要件を完璧に満たすことは難しいものです。ですがヤマハ発動機は、営業の方から技術の方まで、全社一丸となってフォロー体制を敷いてくださった。

そして私たちからの『こういう機能はありませんか?』という問い合わせに対して、もし足りない機能があれば『このように改善します』あるいは『代わりにこれで補完します』など、積極的な提案があったんです。

みんなでサポートし、みんなでバックアップしようとする姿勢や、すぐに改善策を提案してくれるスピード感などから、『こういう方たちと一緒に仕事がしたい』と、導入を決断しました。

新規導入にあたっては、正直言って大変な面もありました。期待以上に機能が盛りだくさんだった分、事前の下準備もなかなかのボリュームだったんです。私たちが十分にそのことを認識していなかったこともあって、「これは手強いぞ」と(笑)。

ですが、そこでのフォローアップも非常にきめ細やかでしたね。稼働前の準備段階はもちろんのこと、稼働後も現場で何か問題が起きた場合、夜中でも専任のサポートスタッフに電話で対応いただけるんです。豊富な知識をお持ちのうえ、こちらの状況をすぐに把握し、内容も的確。迅速にリカバリーできるので非常に助かりました。

このように導入前、そして導入初期から信頼関係が築けましたので、物事がとにかくスムーズに進むんですよ。例えば私たちから「こうしてほしい」とリクエストすると、次のバージョンですぐに手を入れていただける。こういう機敏さは現在に至るまでしっかり継続していて、現場は本当に助かっています。

サクサテクノ株式会社 様

ヤマハ発動機の装置を使用していて感じるのは、精度と安定性の高さです。マウンターは、定められた位置にズレなく部品を搭載する事が絶対的に必要です。また、適切な印刷量をコンスタントに印刷し続けなければならない。その点において、ヤマハ発動機の装置は私たちが求める要件をしっかりと満たしてくれるんです。

実装不良率は大幅に削減でき、念願だったシングルppmを達成できました。以前は2〜3名のスタッフが不良修正にあたっていましたが、今は1名だけ。その1名も、不良修正を行う時間が減ったため、他の作業に時間を使えるようになりました。

さらに1日あたりの実装打点数も、従来比で約1.5倍にまで向上。それだけ内製化率を高めることができ、なおかつ不良が減っているわけですから、私たちにとってはありがたいことばかりです。

ヤマハ発動機のマシンでラインが1本化できる「1 Stop Smart Solution」は想像以上に大きなメリットでしたね。それまではひとつのラインの中にいくつかのメーカーの設備が入っていたので、データのやりとりが大変でした。それがヤマハ発動機だけで完結できるので、効率化が図れています。

サクサテクノ株式会社 様

機能面でも優れています。カンバン段取りによって、バーコードを読み取らせるだけで自動受けピンから幅寄せ、データ選択まで一括して行えます。現場のオペレーターの作業内容は、台車を入れ替えてスタートボタンを押すだけになりました。

これは人材育成の面でもメリットになっています。従来は現場オペレーターの他に、リーダーやサブリーダーがいなければ段取り替えやエラー復旧に対応できず、スタッフに作業内容を教えることもできませんでした。しかしヤマハ発動機のマシンを導入し、プログラムを作り込んでからは、最低限の知識を持った現場オペレーターだけで、現場引き継ぎが行えるようになり、生産効率が上がりました。全体的に作業が容易化したことで、人が育ちやすくなった、という実感もあります。

営業、機能、そしてサポートと、すべての面で満足しているヤマハ発動機のマシンによるライン。使えば使うほどデータベースが蓄積され、イージーオペレーション化が進んでいます。そして現場のオペレーターに余裕ができた分、社内が明るくなり、コミュニケーションもより密に。作業効率化や製品品質向上につながっています。

現場の声①

ヤマハ発動機のマシンは扱いやすいうえ、現場で手を掛ける部分が少ないので、段取りは本当に楽になりました。また、実装スピードもかなり向上しました。従来の設備とはスプライシングのタイミングが変わったので、戸惑ってしまうほど(笑)。できた時間を、次の小ロットの準備に充てるなどして、全体的な作業効率は確実に向上しています。

リフロー前に検査機が入ったことも、作業効率の向上に役立っています。今までは人の目で確認する必要があったため、どうしても人員を1名取られてしまっていました。

でもヤマハ発動機のラインになってからは、あらかじめ検査データを作っておけばOKに。検査に従事していたスタッフを別の段取りのサポートに回すなどして、職場全体に余裕が生まれています。

サクサテクノ株式会社 様

現場の声②

オートローディングフィーダーがとにかくラクで助かっています。テープが1本なくなっても、次のテープがオートロードされますので、マシンは稼働したまま。これが本当にありがたいですね。

また、従来のマシンでは手動でテープセットしていたのですが、どうしても吸着エラーが起こることもありましたし、テープを割いてめくる必要があり、その際に発生する静電気も心配でした。

そういった手間や不安もほとんどなくなったためか、ウチの職場は笑顔が多いんです。自分の作業に余裕があるため、別の人を手伝うこともできますし、逆に、手伝ってもらうことにも気兼ねがありません。

作業環境はもちろん、職場環境の改善にも役立ってくれる、ヤマハ発動機のマシン。現場にはありがたい存在です。

サクサテクノ株式会社 様
サクサテクノ株式会社 様
社名
サクサテクノ株式会社new window
所在地
山形県米沢市八幡原4-3146-13
主な事業
通信機器・情報機器製造、プリント基板の組立、テスターの設計・製造、金型・治工具の設計・加工、OEM

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