アジのさつま汁
焼いたアジと麦味噌をよくすり合わせ、カツオ昆布だしでのばしていきます。
アジ1年を通してとれる。旬は5月~10月。
旬は春から夏。種類が多く、一般に口にするのが大衆魚のマアジ。
マアジは大きさによって7センチまでを豆アジ、10センチまでを小アジ、20センチくらいを中アジと呼んで区別しています。
栄養成分として、良質のたんぱく質が豊富で脳梗塞や心筋梗塞などの血管の病気によいとされる、EPA(エイコサペンタエン酸)、脳を活性化させるDHA(ドコサヘキサエン酸)を多量に含みます。
「アジは味に通ず」と言われるように味の良さにおいては魚の中でも絶品です。
おいしさの秘密は、適度な脂肪にアミノ酸(うまみ成分)がタップリ含まれているからです。
アジのさつま汁
焼いたアジと麦味噌をよくすり合わせ、カツオ昆布だしでのばしていきます。ひんやりと冷やしたさつま汁はそろそろ季節的にもオススメなメニューです。
材料(2人分)
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- アジ…2尾
- 塩…少々
- 麦味噌…大さじ1
- カツオ昆布だし…2カップ
- キュウリ…適量
- ネギ…適量
作り方
01頭を落として腹ワタをかき出す
片側の胸ビレのつけ根から包丁を少し入れた後、反対側の胸ビレのつけ根からも包丁を入れて、頭を落とす。
腹に切れ目を入れて腹ワタをかき出す。
023枚におろす-1
腹の下から包丁を入れ骨に沿って切っていく。次に背の方を向けて骨に沿って切っていく。
尾から包丁を入れ中骨に沿って切り落とす。これで2枚おろし。
033枚におろす-2
次に、骨のついた身の方を腹側から骨に沿って包丁を入れて切っていく。これで3枚おろし。
04腹骨をそいで、皮をひく2
腹骨をそいだあと、尾の方から皮と身の間に包丁を入れ、皮をひく。
包丁を動かすより,皮をひくようにするとやり易い。
05アジを焼く
3枚におろしたアジに軽く塩をふって焼く。
06カツオ昆布だしを作る
水と一緒に昆布を入れて中火にかけ、沸騰寸前に昆布を取り出し、カツオ節を入れる。アクを取りながら20秒ほど沸騰させたら火をとめてカツオ節が鍋の底に沈んでからキッチンペーパーなどで漉す。
07焼いたアジの身をほぐして麦味噌を加える
アジの身をすり鉢ですって身をほぐし、なめらかになるまでする。麦味噌を加えてよく混ぜ合わせる。
08カツオ昆布だしでのばしていく
アジと味噌がよく混ざったら、温めたカツオ昆布だしを少しずつ加えながら、のばしていく。
よくのばしたら冷蔵庫で冷やす。
09仕上げ
食べる直前にキュウリとネギを浮かべたら出来上がり!