長ネギのサヨリ巻
サヨリと焼き長ネギの香ばしさが絶妙の一品。焼いた長ネギは柔らかく、サヨリの身はプリプリ。

サヨリ12月~4月にとれる。旬は3・4月。
細長い体は透明感のある銀青色、長く突き出た下アゴが特長で先端は鮮やかな紅色。とても美しい姿をしています。
釣時期は「エンピツサヨリ」と呼ばれる小型が多い秋口より、「サンマ級」と呼ばれる大型が狙える冬から春にかけての時季の方が魅力的です。また味も産卵をひかえた春の方が美味なので、是非今の時期に旬の味をご賞味ください。
肉は白身で淡白。刺身、寿司ネタは最高級品として珍重されています。また低脂肪、高タンパクで、健康食品の優等生でもあります。

長ネギのサヨリ巻
サヨリと焼き長ネギの香ばしさが絶妙の一品。焼いた長ネギは柔らかく、サヨリの身はプリプリ。酒の肴にぴったりのメニュー。見た目も上品に仕上がります。

材料(2人分)
-
- サヨリ…4尾
- 長ネギ…1/2本
- サラダ油…少々
- 塩…少々
- レモン…少々
- 割りショウガ醤油…
-
- カツオ昆布だし大さじ1
- 醤油大さじ1
- おろしショウガ1滴
- <カツオ昆布だし>
-
- 水4カップ
- カツオ節1カップ
- 昆布10cm
作り方
01サヨリの腹洗いをする


サヨリの頭を落として腹ビレを切り、腹を開く。
膓ワタを包丁で取り出していく。
02腹黒をきれいに取り除く


サヨリの頭を落として腹ビレを切り、腹を開く。
膓ワタを包丁で取り出していく。
033枚におろす


頭のほうからしっぽに向かって、骨に沿って包丁を入れる。
次に身を反対にし同じように頭側から包丁を入れ、骨に沿っておろしていき、最後に腹骨を落とす。
04皮を引く


3枚におろした後、頭の方から指で皮をつまみ、身を押さえながら引っ張るように皮を引いていく。
053枚おろしの身をブック型に開く


長ネギを巻くために、身を半分の厚さにスライスして広げる。身の厚い背側から包丁を入れる。
ブック型に開いて使うので完全に切り離してしまわないように気をつける。右の写真が開いた状態。
06長ネギを焼く


長ネギにサラダ油を塗り、塩をふって少し焼き目がつくくらいに焼く。
07長ネギにサヨリを巻き付ける


焼いた長ネギに身を開いたサヨリを巻いていく。
しっぽの方から巻き込むと、仕上がりがきれいにいく。
08焼く


巻き付けたサヨリに塩をふって焼く。長ネギは焼いてあるのでサヨリに火が通る程度でOK。
09仕上げ

焼けたら食べやすい大きさにカットし、皿に盛り付ける。シソの葉などを引くと彩りが良い。
お好みでレモンを絞るか、割りショウガ醤油でいただく。