船外機のメンテナンス
船外機のメカニズムやメンテナンスなどをQ&A形式でわかりやすくご紹介します。
よくあるご質問
用語解説船外機によく使われることばを解説します。
用語 | 解説 |
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アノード |
海水の電気化学的作用による船外機本体の浸食を、代わりに受けてくれる金属部品です。 プロペラの上やブラケットの下、アノードエンジン冷却経路内など設けられた灰色の金属製の部品で、 時間経過にともない、どんどん浸食していき、その働きをします。 |
スロットル フリクション |
スロットルグリップを回す力を調整するための機構で、グリップを任意の位置に固定することもできます。 |
ステアリング フリクション |
ステアリングの操舵荷重を調整する機構。 |
360°フルピポット ステアリング |
船外機自身が操舵軸を中心に360゜回転し、船外機の方向を変えるだけで前進から後進までの操作ができます。 |
チルト |
船外機を一杯に引き上げた状態をチルトアップといい、ボートを係留したときなどはこの状態にします。 船外機を一杯に下ろした状態をチルトダウンといい、船外機が水面とほぼ直角になる位置で、走航するときはこの状態にします。 |
パイロット ウォーター |
冷却水の一部を空中に吐き出して、冷却水の流れを目で確認できるようにしたものです。 出具合によって、エンジン内を流れる冷却水の状況がわかります。 |