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乗船者の動きや様子をチェックする

同乗者の安全と船上での見張りについてご紹介します。

乗船者の様子を見張ることも船長の役目

同乗者の安全を確保することも船長の責任

航行中、同乗者が危険な動きをしていないか、具合が悪くなっていないか等を見張ることも船長の大切な役目です。
特にビギナー船長の時は、自分の操船のことで精一杯で、同乗者のことまで気が回らないものです。事前に注意することを説明していても、同乗者も初心者なら不注意な動きをしてしまうこともあります。また、途中で気分が悪くなったり、何かにぶつけて怪我をすることだって考えられます。安全で楽しいボーティングのためには、そういった同乗者に対する注意力も船長に求められます。

同乗者がいる場合の見張りのポイント

同乗者の動きを見張る

同乗者を乗せるときには、船上での注意事項を乗船前に説明することが大切。それでも不用意に動き回ったり、デッキに腰掛けたり、危険な動きをしていないかを、常にチェックする必要があります。特に子供を乗船させる時は、航行中はキャビン内にいさせるか、自分もしくは他の同乗者が見張れる状況にすることを徹底すべきです。

フライングブリッジや操舵席から後方を確認、フライングブリッジの階段も注意しよう

同乗者に見張りの協力をお願いする

例えば、海面の浮遊物や漁具などの見張りや、後方から船舶が近づいてきたことを教えてもらうなど、同乗者に見張りの協力をお願いしておきます。船長が全てを見張るのが前提ですが、同乗者にも協力してもらうことで、発見が早くなったり、見落とす確率が下がります。
また同乗者同士がお互いに見張ることで、船長の見張りは軽減され操船に集中できるようになります。

見落としがないよう同乗者に協力をお願いしよう

同乗者の具合などを見張る

具合が悪くなった同乗者がいないかも、定期的にチェックしたいものです。船酔いならしばらくがまんしてもらうことも可能ですが、例えば熱中症で具合が悪い場合やどこかにぶつけて怪我をしている場合など、すぐに応急処置が必要なケースも考えられます。そういった同乗者の具合や様子をチェックすることも、船長の見張りの一つです。

具合の悪くなった人がいないか、定期的に確認しよう
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