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次世代航海計器とは

航海計器、次世代航海計器ご紹介します。

高機能でありながら、小型・省電力化

これまでの航海術は、方位磁針や六分儀、海図などを用いる天測航法が中心でしたがGPS(グローバル・ポジショニング・システム)が登場して以来、GPSや衛星通信を利用する電波航法が航法の主流に移り変わってきました。
また航法だけでなく漁師が漁場にピンポイントで船をつける時、精度不足からGPSではなく山立てを併用する事も多かったのですが、GPSの精度が高まるにつれ、GPSや魚探を駆使してピンポイントでダーゲットを狙えるようになってきました。
そういったナビゲーションシステムを支える電子航海計器がどんどん進化しています。基本的な機能は変わらないのですが、その精度の向上もさることながら、コンパクト化、省電力化や低価格化が進んで、小型ボートにおいてもGPSやGPSプロッタ魚探の設置が一般化してきています。

マルチファンクションによる次世代化

そして航空機や自動車で普及してきたマルチ・ファンクション・ディスプレイ(MFD)による多機能表示が、船舶用ナビゲーションシステムを一変させようとしています。少し前までの航海計器はGPS、魚探、レーダーなど、それぞれにCRTディスプレイが設置され、コックピット周りのスペースが限られるプレジャーボートでは、その設置すら困難という状況でした。
それが液晶に変わることで軽量コンパクト化され、さらにMFDに変わることで、様々な機能を1台のディスプレイで集約してマルチ画面表示できる多機能化が進んできました。それによってスキャナーやセンサーによって得られたデータを活用した新たな機能の開発が進み、航行を支援する機能を始め、フィッシャビリティをサポートする機能など、様々な機能が1台の多機能ディスプレイで表示されるようになりました。モデルによっては、7インチ、9インチのタッチディスプレイに、オプション次第でレーダーや、3Dソナーの画像が表示されます。まさに小型艇のビギナーでもエキスパート並みの機能を使いこなせるようになります。

様々な機能例

通過同時等深線作図機能(ナビゲーションシステム)
鳥山情報表示(レーダーシステム)
ダウンビュー&サイドビュー機能(魚探システム)
下方3Dリアル表示(ソナーシステム)
下方3D過去表示(ソナーシステム)
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