航海計器の使い方
基本的な航海計器をご紹介します。
どんどん進化する電子航海機器
かつて、何もない海の上で自分がいる正確な位置を知ることは大変なことでした。また肉眼では見えない海の中の様子や魚群を見つけるということも困難でした。
先人たちは知恵と経験則によってそれを知ろうとしてきたのですが、最近の機器の進化は驚くばかりです。
今ではボートにとって必須となった電子機器ですが、日々進化しています。
マルチファンクション化が進んだり、新しい機能が搭載されるなど利便性も著しく向上しています。しかし基本的に航海計器として求められる機能は、大きく変わりません。基本的なことを理解して、自分のボーティングスタイルにあった航海計器を選択することが大切です。
航海計器の種類と基本を知っておこう
- 国際VHF(マリンVHF)の基礎知識
- 船舶共通の通信システム「国際VHF 無線」。法改正で無線局申請が簡素化、プレジャーボートでもすべての船舶と通信できるようになります。
- レーダーの基礎知識
- 海上の他船や浮標、島(陸地)などの物標を捉えることができるレーダー。視界の悪い時や夜間の航行にはなくてはならない計器。
- GPSプロッタ魚群探知機の基礎知識
- ボーティングのサポート機器として小型ボートでも一般的になってきたGPS魚探。最低限の基礎知識は理解しておきましょう。
- 次世代型航海計器とは
- 一つのタッチパネルディスプレイに様々な機能が集約される多機能型航法システム。モバイル端末との接続など、進化する電子航海計器を知ろう。