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「Y」マークが国境を越えて浸透? アジアンライダーたちがヤマハ「愛」を全身で表現

2015年7月14日

こんにちは。ヤマハ発動機販売の山崎です。

全日本ロードレース選手権の第3戦もてぎ大会で行なった「Yマーク」企画、覚えていますか? これは、お腹にスーパーマンのようなマークを作るライバルに負けじと、「Y」で戦う人(ライダー)を「Y」マークで応援しよう! とスタート。もてぎ大会では、多くの「Y」ファンのみなさんに、ライダーへの応援の気持ちを込めて「Y」マークを作ってもらった訳ですが、「Y」ライダーも、その気持ちに応えるかのように大いに活躍してくれ、本当にすばらしい週末になりました。

「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」の中須賀克行選手はもてぎ大会に続く第4戦SUGO大会(http://race.yamaha-motor.co.jp/jsb1000/2015/rd04/)でも勝利し3連勝中。前人未到の全日本4連覇も夢じゃない!

↑「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」の中須賀克行選手はもてぎ大会に続く第4戦SUGO大会でも勝利し3連勝中。前人未到の全日本4連覇も夢じゃない!

7月3~5日、アジアロードレース選手権(ARRC)の第3戦日本大会が鈴鹿サーキットで行われたことみなさんはご存知ですか?

↑7月3~5日、アジアロードレース選手権(ARRC)の第3戦日本大会が鈴鹿サーキットで行われたことみなさんはご存知ですか? しかも今年から、アジア各国で250~300ccのスポーツバイク人気が加熱していることもあり、「アジアプロダクション250」クラスが新設されたのです。日本でも毎年開催されているものの、まだ知名度は低い状況ですが、現在は19の国と地域でTV放映がなされている人気コンテンツ。もちろん、YZF-R25の「Y」ライダーも多数参戦中。ヤマハとしては、モータースポーツ活動におけるステップアップレースと位置づけており、サポートを行っています。

鈴鹿では22台ものR25がエントリー。その多くがアンダーボーンからスポーツバイクに乗り換えたばかりの10代後半から20代前半。将来的には世界の舞台を目指す若き精鋭ばかりです。

↑鈴鹿では22台ものR25がエントリー。その多くがアンダーボーンからスポーツバイクに乗り換えたばかりの10代後半から20代前半。将来的には世界の舞台を目指す若き精鋭ばかりです。

4~5日に行われた決勝では、「Y」ライダーもライバルたちと熱い火花を散らしました。表彰台にあと一歩届かなかったものの、両レースともに最高4位。レースを重ねるごとにライバルたちとの差を縮めています。では参戦する主要チームを紹介します。

4~5日に行われた決勝では、「Y」ライダーもライバルたちと熱い火花を散らしました。表彰台にあと一歩届かなかったものの、両レースともに最高4位。レースを重ねるごとにライバルたちとの差を縮めています。では参戦する主要チームを紹介します。

↑4~5日に行われた決勝では、「Y」ライダーもライバルたちと熱い火花を散らしました。表彰台にあと一歩届かなかったものの、両レースともに最高4位。レースを重ねるごとにライバルたちとの差を縮めています。では参戦する主要チームを紹介します。

インドネシアにおけるヤマハのグループ会社が運営する「YAMAHA FACTORY RACING INDONESIA」。ヤマハブルーと白でまとめたR25が抜群にカッコいい。

↑インドネシアにおけるヤマハのグループ会社が運営する「YAMAHA FACTORY RACING INDONESIA」。ヤマハブルーと白でまとめたR25が抜群にカッコいい。

タイのグループ会社が運営する「Yamaha Thailand Racing Team」。全日本のST600でもおなじみですが、今年は「R25」でARRCにも参戦しています。

↑タイのグループ会社が運営する「Yamaha Thailand Racing Team」。全日本のST600でもおなじみですが、今年は「R25」でARRCにも参戦しています。

香港のヤマハ代理店が運営する「YAMAHA MLT RACING TEAM」

↑香港のヤマハ代理店が運営する「YAMAHA MLT RACING TEAM」

インドネシアの有力チーム「YAMAHA TUNGGAL JAYA INDONESIA」

↑インドネシアの有力チーム「YAMAHA TUNGGAL JAYA INDONESIA」

韓国の「TEAM YSK KOREA」からも2台のR25がエントリー。毎戦グラフィックがバージョンアップしているとのこと

↑韓国の「TEAM YSK KOREA」からも2台のR25がエントリー。毎戦グラフィックがバージョンアップしているとのこと

マレーシアとオーストラリアのランダーが在籍する「YAMAHA FINSON MOTORSPORT」

↑マレーシアとオーストラリアのランダーが在籍する「YAMAHA FINSON MOTORSPORT」

どのチームのライダー&スタッフも、ほとんどが250でのレースは初めて。3戦が終わり表彰台には立てていませんが、「R25を優勝マシンに!」を合い言葉に必死で取り組んでいます。
その気持ちを表現してもらうにはやっぱり“あれ”しかない! と考え、ライダーのみなさんを直撃。「日本のヤマハライダーやファンの間で大人気!」というふれこみで、「Y」ライダーのみなさんに無理やり…… いやいや、積極的に「Y」マークを作ってもらいました。

インドネシアの大エースであるシギット選手(左)と、現在高校生、次のエースを狙うがガラン選手。シギット選手は無口でシャイな性格だと聞いていましたが、ノリノリでポーズを決めてくれました

↑インドネシアの大エースであるシギット選手(左)と、現在高校生、次のエースを狙うがガラン選手。シギット選手は無口でシャイな性格だと聞いていましたが、ノリノリでポーズを決めてくれました

次は、マレーシアのカスマ選手(右)と、オーストラリアのデメリー選手。カスマ選手はヤマハライダーの中では最年少となる15歳

↑次は、マレーシアのカスマ選手(右)と、オーストラリアのデメリー選手。カスマ選手はヤマハライダーの中では最年少となる15歳

今年初のスポーツバイクでのレースに挑戦したモン選手(左)、そしてR25の車格に合わせ開幕から約15kgの減量を行なってきたリー選手は香港チームのライダー

↑今年初のスポーツバイクでのレースに挑戦したモン選手(左)、そしてR25の車格に合わせ開幕から約15kgの減量を行なってきたリー選手は香港チームのライダー

最後は、韓国チームからリム選手(左)とペク選手。レース経験が少ないということで、ウィーク中も常にコースについて熱心に勉強する2人。それでもこの時ばかりは楽しそうに「Y」マークを披露してくれました

↑最後は、韓国チームからリム選手(左)とペク選手。レース経験が少ないということで、ウィーク中も常にコースについて熱心に勉強する2人。それでもこの時ばかりは楽しそうに「Y」マークを披露してくれました

ちょっと恥ずかしいと言いながら「Y」マークを作ってくれたライダーたち。それぞれ自国に戻ってから、この「Y」マークを広く伝えていってくれたらうれしいですね。
そしてアジアロードレース選手権は、このあとも3戦が残っています。手強いライバルにおされている状況ですが、必ずや勝利をつかんでくれるものと信じ、私も日本から応援したいと思います。そしていつかは、アジアから世界へと羽ばたくライダーがここから現れてくれることを期待したいと思います。
次の第4戦タイ大会の決勝は8月30日。ヤマハレースサイトではARRCスペシャルサイトを公開し、各レースのレポートやコメントなどを更新していますので、ぜひ、ご覧ください。そして、R25ライダーの応援、ヨロシクお願いします!
2015年7月14日

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