私(セロー)を山に連れてって! 0歳から62歳まで、家族・仲間みんなで楽しめるオフどーぞ!(オフロードにかけてみた......)
- 2017年7月13日
みなさん、こんにちは。ヤマハ発動機販売の伊藤です。暑いです。暑い時こそ熱いイベントを!?ということで、先日、栃木県日光・まなかの森キャンプ&スパリゾートにて「YAMAHA RIDE ON DIRT 2017 in 関東」を開催しました。
↑総勢72名の方に参加いただきました!
「YAMAHA RIDE ON DIRT(ヤマハライドオンダート)」は、オフロードの楽しさを手軽に体験いただく初心者向けイベントとして全国各地で開催。
↑イベントの詳細は、オフロード走行するための基本の「き」を学ぶ、プチ・ライディング講習会やプチ・エンデューロ(耐久)レース、簡単なコースをマイペースに走るフリー走行など、会場によって異なるのも、本イベントの特徴です。
↑オフロード車両をお持ちでない方にもお気軽に参加いただこうと、レンタル車両も用意しています。
今回のイベントでは、がっつりオフロードというよりも、初夏の休日を仲間と一緒に野外でのんびり楽しもう! というアウトドア・イベント的なノリでした。
↑続々とみなさん集まってきて
↑まずは、ターフをはったりして、本日のベースづくりから始まります。
↑会場がキャンプ場ということもあり、なかには前日からキャンプを楽しんでいたという参加者の方も。「虫、とったよ!」と見せていただきました!
↑受け付けして
↑開会式して
↑準備運動したら
↑グループに分かれて、早速、走行です!
ご自分のオフロード車をお持ちの方は1日コース、オフ車をレンタルされる方は少しでも多くの方にご参加いただこうと、半日コースとさせていただきました。
ちょっと待った!
いくら比較的平らなコースを設定し、軽くて足着きがよく低速時のトルクがいっぱいで扱いやすい「セロー250」がレンタル車両とはいえ、「いきなり土の上なんて、ムリ!」という声が聞こえてきます。
↑そこで今回はインストラクターとして、全日本モトクロス選手権で活躍する選手を多数輩出している「レーシングチーム鷹」さんより、監督の高木雄一さん、そしてIA2クラスに参戦している現役ライダー#07町田旺郷(まちだ あさと)選手にお越しいただき、各グループ初回の走行前にミニミニ講習を行いました。
↑基本中のき・ほ・ん、ライディングポジションを教わります。
↑オフって肩肘張っているように見えるのですが
↑ドアノブ(そう言えば、最近、ドアノブも見かけないかも?)を握って回し、その状態のままハンドルに手を持ってくると
↑あ〜ら不思議! 肘が上がり脇にゆとりのあるポジションに落ち着きます。
このポジションだと、路面がでこぼこしている土の上でもハンドルがぶれず、ラクに乗れるんだそうです。
↑そして、よく耳にする「ニーグリップ」。太ももをタンクにくっつけようとするよりも、つま先を少し内側に、内股気味にすると無理なくニーグリップできるそうですよ。
↑またコーナリングは、曲がるコーナーとは逆側に、おしりを動かすといいそうで
↑シートの角にお尻のワレメが来る感じ、だそうです。
ライディングポジションとコーナリング時のポイントを簡単にレクチャーいただいたら、あとはもう、走って走って楽しむだけ!
↑1周目は下見がてら、町田選手といっしょにコースを慣熟走行。
↑その後は、マイペースで比較的平らなところを組み合わせたコースを走ります。
↑緑の中をトコトコ行くと、子どもの頃の探検ごっこの気分に舞い戻るから不思議です。
↑なだらかですが、ところどころに坂もあり、距離も1周そこそこありますので
↑もう少し短くて走りやすいコースも用意しましたよ。
↑それでもまだまだ不安! と言う方には、インストラクターやスタッフがサポートさせていただきました。
↑走行の合間で、気軽に何でも質問可能。聞いてその場ですぐ実践できるので、できるようになった手応えが感じられるのです。
そうそう、オフロードはオトナだけの遊びではありません!
家族揃ってみんなで楽しんでいただければと、親子バイク体験も行いました。
↑自転車とオートバイの違い、ブレーキの掛け方、アクセルの開け方など、まずは簡単に操作方法を聞きます。
↑説明を聞いてるだけじゃ「???」ですので
↑しっかり装具を身に付けたら
↑いざ、実践。少〜しずつアクセルを開けて、お父さん・お母さんの元へと進んで行きます。
↑最初は危なっかしい場面が何度かありましたが
↑みるみるうちに上達!
↑周りで応援する保護者のみなさんに笑顔で応える余裕まで。
↑大人顔負けの
↑真剣な表情!
↑午後の走行時には、コースを変えて、少しでこぼこしたところへ遠征するまでに上達しました。
↑仲間が転ぶと「大丈夫?」「がんばって!」と声をかける場面も。
↑レッスン最後には、インストラクターさんに促されて、走行をお手伝いしてくれたお父さん・お母さんに感謝の気持ちを伝えました。
↑自分の走行時間の合間にお子さんのレッスン模様を動画に収めたりと、お父さんの方が大変だったりしますからね〜。
↑普段は見せないキリッとした表情や、みるみる上達していくお子さんたちの姿に、炎天下でサポートくださっていた保護者のみなさんも、いや、保護者のみなさんの方が、満足そうでした!
そうこうしているうちに午前の走行枠は終了。レンタルで参加の半日コースのみなさんは、ここで「お疲れさまでした」と解散。オフロード車両を持ち込んで1日コースのみなさんは、お昼の時間です。
↑希望された方には、会場・まなかの森のバーベキューを楽しんでいただきました。
「スゴイボリュームなんですよ。バーベキューすると夏休みっぽくていいですね〜」
↑販売店さん単位で参加くださっていた「YSP西東京」のみなさんや
↑「YSP東大和南」のみなさんは、バーベキューセットで大盛り上がり。これぞアウトドア、いや、オフロードの魅力の一つでもありますよね〜。
↑自分たちでアウトドアクッキングができるよう準備万端だったのは「メカニカルアシストシルバー」のみなさん
↑種類別に焼くか、混ぜこぜに焼くか......焼き方から、グループのキャラクターが垣間見えそうです!?
さてさて。
思い切り走ったあとに、お腹がいっぱいになったら、やっぱりこうなります......。
↑午後の走行に向けて体力も回復させておかないと。
↑大人は昼寝......。
しか〜し!子どもたちは水遊びで大はしゃぎ! ものすごい体力です。
午後からレンタル車両で参加される方も加わって、午後の走行を開始!
↑午前走行されたみなさんの技量の高さ、乗りこなし具合を鑑みて、もっと楽しんでもらおうと、インストラクターさんが、午後は少し高低差のあるコースへと変更していました。
↑山の上に登らないと見れない景色を楽しんだり、その場に行くまでの道のりをドキドキしながら攻略したり、木立の陰をぬって緑の風を感じたり......オフロードだからこそ堪能できる魅力、たくさんあるんですよね〜。
ご参加くださった方の感想を少しご紹介すると......
☆どこにでも行ける自由が欲しい!と3年半前にバイクの免許を取得したトリッカーのオーナーさん
↑今年の冬にトリッカーで北海道ツーリングにトライしたいため、ただ今オフロード走行の特訓中だそうです。
↑「オフロードならではのライディングポジションを教わって、さらに途中でインストラクターさんからワンポイントアドバイスをいただいたことで、ものすごく乗りやすくなりました! 持って帰るものがあり参加してよかった! 欲を言えばもっともっと走りたかったかなぁ〜」
↑「オフロードバイクだと、行きたいところにどこにでも行ける。その自由な感じがオフ車の魅力ですね」
タイヤに空気を入れて、空気圧をチェックするのも手慣れたもの。
☆ランツァのオーナーさんとお友だちのみなさん
↑「オフロードをちゃんと走ったことがないので、一人じゃつまらないし、オフ車に興味がある友人2人を誘って参加しました。レンタル車両も用意されているから誘いやすい」と#9バイク歴8年「ランツァ」のオーナーさん(右)
↑「こういう土の上を初めてちゃんと走ったのですが、自分のバイク(ランツァ)のポテンシャルの高さにびっくり」
↑「オフって非日常的でものすごく面白いです! ロードでは走らないようなでこぼこ道や高低差のあるところなどを颯爽と駆け抜けるのが楽しい。セロー欲しくなっちゃいますね」と#36 バイク歴6年の「YZF-R25」オーナーさん(右)
↑#37バイク歴2年、オフ走行初体験のお友だちは「バイクってこんな道も走れたんですね! 転びそうで転ばないように走る、ドキドキ感と楽しさが入り交じった面白さです」
☆バイク歴2年の「YZF-R25」オーナーさん
↑店頭に展示してあるセローにまたがって、予行練習してきたそうです。
「バイクに上手に乗るには、オフロードで練習した方がいいと、聞いたことがあって興味があり、行きつけのYSP町田さんにこのイベントのことを教えてもらって参加しました。初めてのオフロード走行で怖さも半分ありましたが、面白かったです」
「ライディングポジションなど、ワンポイントアドバイスを念頭に走行しました。少し慣れて来たこともあって2本目の走行時には、登り坂でアクセルを開けたり、ギアチェンジしたり、色々トライしてみましたよ。またオフロードを走る機会があったら、ぜひチャレンジしたいですね」
↑初めての大型バイクとして2015年に「MT-09」を購入。色々な所にツーリングに出かけているうちに、オフ車ならもっと奥深いところまで入って行けるのではないか? と、この6月になんちゃって(!)ツーリングセローを買い足したそうです。
↑「今日のようなオフのコースを走るのは初めて。単純にこんな所走るのは"ムリ!"という怖さと、バイクをこかしたくない!という不安と、そして楽しさが入り混ざってます(笑)。
土の上ってズルズル滑るんですね〜。なんとかこかさないようにがんばって操るのも楽しい。オフロードって、オンロードバイクでは難しい、山奥などに入って行ける魅力の他に、操る楽しさもあるんですね。今度はオフツーリングとして、ここ日光や長野、秩父の奥に行ってみたいです」
☆もうすぐ5ヵ月の娘・ひなたちゃんにお父さん、お母さん、そしておじいちゃんと3世代で来場下さったご家族
↑「バイクの免許を取って2年ほど。でも取得後にすぐに妊娠したので、実際に乗っていた期間は2ヵ月くらいですね。今日は久しぶりのバイク、しかも初めての土の上でしたが、走り出したら、怖さよりも、オフロードバイクの上下に動く感じが楽しかったです! でこぼこしてたり、途中ぬかるんでいたりして。自分でこういう場所を走ってみて、主人が林道にはまっているのが少し分かった気がします」と「YZF-R25」オーナーの奥さま。
↑ご主人は「普段、WR250Rで林道ツーリングに出かけていますが、ガレ場が多く、今日のような土の上は、走りやすい気がしました。以前から自分一人ではなく、家族みんなでバイクを楽しみたいと思っていたので、願いが叶った感じです。交代で走れる形式のオフイベントはいいですね。娘が大きくなったら親子バイクにも参加したい!」と満足そう。
↑ご主人のお父さまも「こういう自然の中を走るのは気持ちいいですね」とお孫さんと一緒のひとときにご満悦の様子でした。
☆3年前のYAMAHA RIDE ON DIRTが楽しかったので、友だちと一緒にまた参加くださったという#31バイク歴5年「XJR400」のオーナーさん
↑「オフ車は軽くて扱いやすく、自分で操作している、操っている感が楽しいです。また荒れたところや普段行けないところに行けるのも大きな魅力ですね。オンロードとは別のバイクの面白さの幅が広がります。いつかはオフ車も欲しいなぁ」(左)
☆横浜からお父さんと一緒に参加してくれたタケルくん(5歳)
↑バイク歴は1年ほど。「バイク楽しい?」の質問に大きく頷いてくれました。
「PW50を購入したYSP横浜南の方に教えてもらって、せっかくなので前日から泊まり込んでの参加です。16のころから30年ほどバイクに乗り続けていて、いわゆるレーサーレプリカ世代。その頃からの愛車が手放せず、今では12、13台所有しています。PW50は息子との時間を楽しむコミュニケーションツール。最近は、トランポ兼キャンパー(平日は奥さんの愛車)にPWを乗せて、息子と一緒にアウトドアを楽しんでいます」とお父さん。
↑所有バイクは、「YZF-R6」などロードバイクばかりというお父さんは、セローをレンタルして参加。
「セローがロングセラーでみんなが支持するのが良く分かりました。自分にはあまりあるポテンシャルを持ったバイクでした」
オフの楽しい輪がじんわり広がっている感じ、お伝えできたでしょうか?
オフロード初心者の方を中心に、バイクの新しい魅力を発見いただける「YAMAHA RIDE ON DIRT」をこれからも続けていきますので、未体験の方、ぜひ一度参加してみてくださいね!
一度、土の上を走ったら病み付きになること間違いなし! みなさんの笑顔がオフの楽しさ・面白を物語っていま〜す。
オフロード走行前にシュッとひと吹き「ヤマルーブ マッドプルーフ」
オフロード走行前に前後フェンダーやサイドカバーなど、泥が付きやすいところにスプレーしておくと、走行時の泥や粘土質の付着を抑制し、走行後、水洗いで簡単に落とすことができるんです。ぜひ、試してみてくださいね。
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・ ライドオンダート
- 2017年7月13日