これさえ読めばバイク女子デビューできちゃう!知っておきたいバイクの選び方や服装、楽しみ方
- 2017年8月17日
こんにちは!
買ったばかりの愛車に乗るのが、楽しくってしょうがない多加です。
女友達にバイクを買ったことを話すと、「バイクに乗るなんてスゴイね・・・!」と驚かれることが多いのですが、実はバイク女子は少しずつ増えているんです!
バイク女子のなかには、SNSで自分の愛車をアップしている人も。
TwitterやInstagramなどで「#バイク女子」と検索してみるとたくさんでてきますので、チェックしてみてくださいね。
Twitterでの「#バイク女子」の検索結果
Instagramでの「#バイク女子」の検索結果
写真を見ていると、バイク女子がバイク生活を楽しんでいる様子が伝わってきますよね。
(私も愛車との写真をアップしようかな・・・)
そして、バイク女子になると、副次効果もあるんです。
それは・・・出会いの機会が増えること!
バイクに乗りはじめて、サークルに入ったり、ツーリングに参加したりすると友達の輪が広がります。その中から発展して、彼氏ができた!なんて人もいるようです。
バイクに乗る男性と比べるとバイク女子は圧倒的に少ないですし、同じ趣味を共有できるバイク女子は、魅力的なんだそう・・・!
もし、あなたが新しいことを始めたいと思っていて、バイクに少し興味があるなら、バイク女子になってみるのはどうですか?
というわけで、今回はバイク女子がバイクに乗る理由や、バイクを選ぶときのポイントなどを紹介します。
これさえ読めば、バイク女子になれちゃう情報満載です!
■このページの目次
1.バイク女子がバイクに乗るキッカケは、身近な人の影響だった
私もバイク女子のはしくれですが、私は、バイクメーカーに勤めたことがバイクに乗りはじめるキッカケでした。
ただ、ほかのバイク女子がなぜバイクに乗りはじめたか気になるので、バイク女子と知り合う度に、理由を聞くようにしています。
すると、以下のような理由を聞くことが多いです。
- ●身近に、バイクに乗っている女性がいた
- ●父親や兄弟、彼氏などがバイクに乗っていた
身近な人がバイクを乗る姿を見て、「カッコイイ!自分も乗ってみたい!」と感じることが出発点になる人が多いようです。
たとえば、以下で紹介されているバイク女子も、お父さんがキッカケになってバイクに乗ることにしたそうです。
16歳のとき、父が半分冗談で「原付免許をとってスクーターで通学すれば?」って言ったんです。
それを真に受けて色々調べてみると16歳でも普通自動二輪免許が取れることを知って、どうせ乗るなら大きいバイクに乗りたいと教習所に通うことにしました。
それがバイクに乗るようになったきっかけですね。
それまでとくにバイクに興味はなかったんですけど、子供の頃からカッコいい『メカ』には憧れがありました。姉がスポーツカーに乗っていたのでその影響もあったかもしれません。
引用元:
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/life/55mph/beautifulriders/
もし、バイクに興味があるなら、ぜひバイクに乗っている知人などに話を聞いてみるといいですよ。
そして、いざ、バイク女子になろうと決心したら、バイク免許のとり方が気になってきますよね。
免許のとり方をくわしく知りたい人は、以下の記事でくわしく紹介していますので、ぜひチェックしてください!
あのバイクに乗るには、どの免許が必要?バイク免許の種類と取得方法について
また、免許を取得したあとに気になるのは"どんなバイクに乗るか"ですよね。
そこで次に、女性がバイクを選ぶときのポイントをお伝えします!
2.バイク女性がバイクを選ぶときのポイント3つ
女性がバイクを選ぶとき、「私の体格でバイクを乗りこなせるのかな・・・」と心配する人が多いようです。
でも、自分に合ったバイクを選べば大丈夫なので、安心してくださいね。
そこで、女性がバイクを選ぶときのポイント3つを紹介したいと思います。
- 1.車両の重さ
- 2.シート高、シート幅、ハンドルの位置
- 3.取り回しのしやすさ
このポイントが、重要な理由をくわしく解説しますね。
【女性のバイク選びのポイント】
1. 車両の重さ
バイク女子が一番不安に思うことは、バイクの重さだと思います。
車両が重いと支えるときに力が必要ですし、転倒してしまうリスクが高いです。
そういった点から、バイク女子は車両が軽めのバイクを選ぶといいでしょう。
目安としては、125ccなら約140kg、400ccなら約200kg以下のバイクを選ぶと安心です。
この重さは教習車の重さを参考にしています。
ただ、車両が軽くなるほど、風の抵抗を受けやすくなり、走行時の安定感がなくなる傾向があります。
その点も知っておいてくださいね。
【女性のバイク選びのポイント】
2.シート高とシート幅、ハンドルの位置
シート高とは、その名の通り、地面からシートまでの高さのこと。
そして、シート高は、バイクにまたがった時の地面への足のつき方(足つき性)に影響します。
目安としては、バイクにまたがって、つま先立ちできる高さのものを選びましょう。
さまざまな身長の方がいると思うので、身長に合ったシート高の目安をまとめてみました。
(股下の長さは個人差がありますので、あくまで参考程度にしてくださいね)
身長 | シート高目安 |
---|---|
150cm未満 | 730mm以下 |
155cm | 780mm以下 |
160cm | 820mm以下 |
165cm以上 | 860mm以下 |
また、以下のページには、バイクの大きさと、自分の身長を比較できるシミュレーターがあります。
上記のように、さまざまな車種と自分の大きさを比較できるので、イメージがわきます。
興味がある人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
また、足元の安定感に関わる、以下2点にも注意しましょう。
- ●シートの幅
- シート高が同じでも、シートの幅によって足つきは変わります。
シートの幅が広いと、足を開いた状態で座ることになるので、足つきは悪くなります。
なるべく、シートの幅がスリムなバイクのほうが、足つきは良くなるので安定するんです。 - ●ハンドルの位置
- ハンドルとシートの距離感もチェックしましょう。
ハンドルがシートから遠いほど、乗るときの姿勢が前傾になってお尻の位置が高くなるので、安定感が悪くなります。
ハンドルとシートの位置のバランスもチェックしましょう。
【女性のバイク選びのポイント】
3.取り回しのしやすさ
取り回しとは、ポイントの1で出てきた車両の重さや、ハンドルを左右いっぱいに切った時にタイヤが左右に動く角度(ハンドルの切れ角といいます)によって決まる、バイクの取り扱いのしやすさのことです。
バイクは、普通に走っている分にはエンジンのパワーがあるので、あまり重さを感じません。
しかし、駐輪場にバイクを停める時や、駐輪場からバイクを出す時など、バイクを降りて手で押す場面が必ずあります。
その時に重要となるのが「取り回し」です。
このような実際の操作性は、スペック情報だけではわからない部分なので、お店の方に相談して実車を触らせてもらうなどして確認しておきましょう。
これら3つのポイントをおさえれば、女性でも安心して乗れるバイクが探せるはずです!
それでは、この3つのポイントをクリアした、バイク女子にオススメのバイクを紹介しますね。
3.バイク女子にオススメのバイク3選
1.トリッカー(YAMAHA)
- ●車両重量125kg
- ●シート高810mm
「トリッカー」は、30年以上の歴史がある「セロー」というモデルを、街乗りに最適化させたバイクです。
車両は125kgと軽めなので、女性にオススメの車種です。
シート高は810mmと少し高めですが、シート幅が狭いのでシート高のわりに乗りやすいんですよ。
オフロードタイプのバイクはハンドル切れ角が大きいため、取り回しが楽なので、初めてのバイクにもぴったりです。
トリッカーのくわしい製品情報については、以下ページでくわしく紹介していますのでチェックしてくださいね。
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/tricker/index.html
2.NMAX155(YAMAHA)
- ●車両重量128kg
- ●シート高765mm
「NMAX155」はビッグスクーター と呼ばれるタイプのバイクです。
スクーターは複雑な操作が必要ありませんので、気軽に乗ることができます。
そしてビッグスクーターの特徴は高速道路にも乗れちゃうこと。シートの下に荷物も入れられるので、ツーリングから普段の移動手段まで、幅広く使えます。
NMAX155のくわしい製品情報については、以下ページでくわしく紹介していますのでチェックしてくださいね。
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/nmax155/
3.MT-25(YAMAHA)
- ●車両重量165kg
- ●シート高780mm
「MT-25」はネイキッドと言われるタイプのバイクです。
(ネイキッドとは、レーサーバイクのような、外側についているカバーがないシンプルな構成のバイクです)
教習車としても利用されるネイキッドは、街乗りからツーリングまで、どんな用途でも使える万能性を持っています。
正統派のバイクなので、ライディングテクニックが上達しやすいバイクでもあります。
また、ハンドルの位置も高めになっており、上半身が起きた状態で乗ることができるので、疲れにくく快適に乗ることができます。
MT-25のくわしい製品情報については、以下ページでくわしく紹介していますのでチェックしてくださいね。
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/mt-25/index.html
今回紹介したバイク以外にも、さまざまなタイプのバイクがあります。
もっとバイクの種類を知りたい人は、以下の記事をチェックしてくださいね。
「バイクの種類」の記事一覧
色々と情報を収集し、お目当てのバイクが決まったら、次はいよいよ購入です!
4.乗りたいバイクが決まったら、実物を見て購入しよう!
バイクを購入する際、インターネットで検索して実物を見ずに購入することもできますが、必ず実物を見てから購入することをオススメします!
写真と実物ではイメージが違うことがありますし、お店の人に相談して実際にバイクにまたがってみて、足つき性や取り回しなどを必ずチェックしましょう。
また、バイクを購入するときは、購入するお店の雰囲気や対応もチェックしましょう。
なぜなら、バイクは購入して終わりではなく、購入してからが始まりだからです。
バイクに長く乗り続けるためには、定期的なメンテナンスが必要ですし、調子が悪くなったら修理に出すこともあります。
そんなときに、バイクのプロであるお店の人に気軽に相談できるといいですよね。
ですから、お店の雰囲気や対応をチェックしておきましょう!
バイク店は、大きく分けて、以下の2つに分類されます。
- ●専売店(せんばいてん:特定のメーカーのみ取り扱う販売店)
- 専売店とは、特定のバイクメーカーの車両のみを扱う販売代理店のこと。
ヤマハであれば、YSP(ヤマハスポーツプラザ)やYOU SHOP(ユーショップ)などがそれにあたり、他社のバイクの取り扱いがないことが特徴です。
ホンダさんですとホンダドリーム、スズキさんであればスズキワールド、カワサキさんであればカワサキプラザなどがよく知られています。
専売店では、販売店主催のツーリングに参加した場合、同じバイクに乗っているライダーの方と知り合える可能性も高いんです。
欲しい車種がだいたい決まっていて、そのバイクについてさらに知りたいときは、専売店で相談するのがオススメです。
購入後のカスタムも含め、疑問に対してしっかり答えてもらえるメリットがあります。 - ●併売店(へいばいてん:複数のメーカーのバイクを取り扱う販売店)
- 併売店とは、ひとつのメーカーだけでなく、さまざまなメーカーのバイクを販売している販売代理店のことです。
併売店を選ぶメリットは何と言っても、選ぶバイクの選択肢が広がること。
大きい併売店では、100台以上の新車が展示されていることがあります。
さまざまなメーカーのバイクを眺めながら、自分にぴったりの1台を見つけたいという人にオススメです。
あなたが購入したいバイクの種類によって、選ぶべきバイク店のタイプは違ってくると思います。
複数のお店をまわって、自分に合ったバイク店はどこなのかを確認してくださいね。
では次に、バイクに乗るときの装備や服装の準備について、お伝えします。
5.バイク女子にオススメの服装と注意点
欲しいバイクを手に入れたら、いよいよバイク女子デビューです!
その際、気になるのは、どんな服装でバイクに乗るべきかですよね。
私がオススメする服装は、バイク用ウェアです!
バイク用ウェアと聞くと、「男っぽいウェアが多いんじゃないかな・・・」と思う人がいるかもしれませんね。
でも、最近は女性向けのオシャレなバイク用ウェアが増えているんですよ。
というわけで、バイクに乗るときの服装の基本と、バイク用ウェアを紹介していきます。
バイクに乗るときの服装の基本
バイク免許をとるときに教習所で教わった人が多いと思いますが、以下の3つがバイクに乗る時の服装の基本です。
- ●長袖・長ズボン
- ●ライダーブーツ
- ●グローブ
最近は、女性向けのオシャレなライダージャケットやライダーブーツがあります。
ライダージャケット
http://www.ysgear.co.jp/mc/wear/2016fw/
ミリタリーウインタージャケット(レディース)
ライダーブーツ
http://www.kushitani.co.jp/kushitani-web/products/k4530z.html
グローブ
http://www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/cat/01/item/90792G027M00
このように、最近は女性向けのバイク用品も充実しているんです。
バイク用ウェアを選ぶのも、バイク女子の楽しみのひとつ。
私も、ステキなバイク女子になりたいです・・・!
また、バイクで近場に行くときに、わざわざバイク用ウェアで出かけるのは少し面倒ですよね。
そんなときは普段着でも問題ないですが、以下の服装だけは避けるようにしてください・・・!
- 1.ヒールのある靴
- 地面に足をついたときに、よろけてしまう可能性があり危険です
- 2.スカート
- 風でヒラヒラとして、乗り降りの際に引っかけてしまう可能性があります。
- 3.ショートパンツ
- ショートパンツの下に、タイツやレギンスを履けば大丈夫!と思うかもしれませんが危険です。
足の保護としては心もとないですし、マフラーでやけどをしてしまう危険性があります。
「短距離だから大丈夫!」と思って、油断してケガをしないようにしてくださいね。
6.仲間とのツーリング、ソロツーリングそれぞれの魅力について
バイクと装備が整ったら、いつでもバイクに乗れる状態です!
バイクの楽しみ方としては、仲間とのツーリングや自由を満喫するソロツーリングがあります。
そこで、仲間とのツーリングとソロツーリング、それぞれの魅力を紹介しますね。
1.仲間とツーリングをする魅力
仲間とバイクツーリングに行く最大のメリットは、旅先での景色や美味しいごはんを食べるなど、思い出を共有できること。
また、仲間がいると、バイクの故障や転倒などのハプニングがあった際に、助けてもらえるので心強いです。
ちなみに、バイクに乗りはじめて間もないときは、ソロツーリングではなく、必ずツーリングに慣れている人と一緒に行くようにしてください。
バイクの運転に慣れてきて、とっさのハプニングにも対応できるようになってから、ソロツーリングにチャレンジしましょう。
また、ツーリング仲間の見つけ方や装備については、以下の記事でくわしく説明していますので、ぜひチェックしてくださいね。
「ツーリング」の記事一覧
2.ソロツーリングの魅力
バイクの運転やツーリングに慣れてきたら、ソロツーリングも楽しめるようになります。
ソロツーリングの魅力は、なんといっても自由なこと!
ひとりだから、自分のペースで運転ができるので疲れません。
また、気が向くままに行き先を変更できるのもメリット。
もし、仲間とツーリングに出ているときに行き先を変更したいと思ったら、いったんバイクを駐車して相談するか、走りながら無線でやり取りする必要があるので、けっこう気をつかうものなんです。
そのため、気楽に楽しめるソロツーリングが好き!という人もいます。
ただ、あなたがすごく寂しがり屋だったり、方向音痴だったりする場合は、ソロツーリングに向かないことも。
自分が楽しめるバイクとの付き合い方を探してくださいね。
いかがでしたか?
バイク女子は少しずつ増えてきています!
もし、バイクに少し興味をもっていただけたら、近くのバイク屋さんをのぞいてみたり、バイクに乗っている身近な人に話を聞いたりしてくださいね。
- 2017年8月17日