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「乗らずに学べるバイクレッスン」 自宅でトレーニング編 (初心者ライダーからベテランライダーまでオススメします)

2020年5月8日

みなさんこんにちは。ヤマハ発動機販売の高島です。実は私はバイクに乗らずしてうまくなりたいと思っている少し横着な人間です(^_^)v。 
ライディングはうまくなりたい!しかもバイクに乗らないで。天気が悪い日に自宅に居ながらも、ライディングが上達するように常に何か意識していたいですよね。そこで今回はYRA「大人のバイクレッスン」のインストラクターおすすめのトレーニングを紹介致します。
ただし、トレーニングと言ってもバイクに乗る為には筋トレ!だけではありませんよ。腕立て伏せをするだけでは上達できませんよね。まずご紹介するのはYRAの伊集院インストラクターと中澤インストラクターが実践しているバランスボールを使用したトレーニングです。

バランスボール前

最初は壁などに手をつきながら、ボールの上で膝立ちをします。バイクに跨るようなイメージでバランスを取ってみましょう。その姿勢に慣れてきたら壁から手を離し、ハンドルを持つような姿勢を取ってみましょう。
中澤インストラクターは簡単そうにやっておりますが、みなさんはどうでしょうか?
後ろから見るとこのような感じです。

バランスボール後ろ

バイクに乗っている時は、やっぱりバランスが一番ですね。バランスボールを使用しながら色々な動作を行うことで、バランス感覚が養われるだけでなく体幹も鍛えることができるそうですよ。
道具を使わずに体幹だけを鍛えるなら、毎日下の画像のようにプランクを行うのも良いですね。

プランク線つき

YRA事務局の藤森がやってみました。腹筋背筋を意識して身体を一直線にしてください。この時に呼吸を止めないことも大切です。
伊集院インストラクターは、筋トレでは主にスクワットを中心としたトレーニングをしているそうです。「大人のバイクレッスン」でもお伝えしているように、バイクの運転操作で大切なことは、「上半身はリラックス、バイクをホールドして操るのは下半身」です。またバイクを押す時も腕ではなく、腰や脚の力を利用しますよね。
ちなみに私はスクワットではなく、両脚を肩幅より少し広げてそのまま腰を落としていき、太ももが水平になるぐらいの状態をキープしてテレビを見ています。太ももの上におちょこを置いてじっと耐えています。(笑)

スクワット

膝を爪先より前に出さないよう、お尻を真下に落としていきます。部屋の中でいつでもできますし、騒音も出さないのでお手軽ですよ。
またこれに似た?ことをしているのが、昨年の全日本モトクロス選手権レディースモトクロスチャンピオンの本田インストラクター。スタンドを立てたバイクの上で座った姿勢をキープしたり、スタンディングの姿勢のままキープしたりしているそうです。どちらもフォームを作るのと体幹を鍛えるのに効果テキメンのようです。

城インストラクターがやってみるとこんな感じです。

城さんシッティング

バイクが動かないことを確認してから跨りましょう。

シッティング

シッティング時はバイクの重心に座り、肘を少し上げます。踝でバイクを挟んでしっかりとニーグリップし、お腹にも力をいれてみましょう。肘を少し上げたこのような状態をキープするのは、思ったより疲れるかもしれません。

スタンディング

スタンディング時はハンドルの上に頭がくるようにしましょう。ハンドルから手を放してもこの姿勢をキープできるように、下半身でしっかりバイクをホールドしましょう。
バイクが動いている時にもしっかりこのフォームができるようにしたいですね。

次にバイクではなく、自転車を使用してバランスを取るトレーニングも有効です。
中澤インストラクターによると子供の頃は毎日バイクに乗れる環境ではなかったため、バイクに乗らない日は自転車でトレーニングしていたそうですよ。自転車なら敷地内でもできそうですね。

自転車トレーニング

自転車を使用し停車状態でのリーンアウトです。かなり自転車が倒れていますねO(≧∇≦)O !!。
皆さんはここまで倒す必要はありませんよ。あくまでも自転車でバランスを取る練習です。

またトライアルをされている人のトレーニングの方法に、両足でしっかり左右のバランスをとって歩くことがあるそうです。歩く時に左右のバランスをしっかり意識するだけでも、バイクに乗った時のバランスが違ってくるそうですよ。(^_^)v 

左右同じ力

私は椅子から立ち上がる時など右足から立ち上がろうとする癖があります。オフロードバイクのスタンディング時にこの癖が出ると、右のステップの方が先に荷重がかかってしまい、右にバランスを崩しやすくなります。ですから単純なスクワットでも、左右均等に同時に立ち上がるように意識して練習を行っております。

最後に筋トレはしんどいっ!て言う人をはじめ、みなさんにやっていただきたいのはストレッチ(^_^)/

ストレッチ

YRA事務局の藤森は体が柔らかいです。
ストレッチで身体の可動域を広げておくと、ライディング後の疲労やケガも防ぐことができます。家でじっとしてばかりいると、身体が硬くなってしまいますので、できればストレッチは毎日やりたいですね。
私もストレッチを頑張ります!<(`⌒´)>

身体が痛い

では、いつでもバイクに乗れるように体の準備をしておきましょう!

関連リンク
乗らずに学べるバイクレッスン  服装・装具編
乗らずに学べるバイクレッスン  メンテナンス編
バイクスクール


2020年5月8日

モデル別記事

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