本文へ進みます

「乗らずに学べるバイクレッスン」エンジンオイル交換の必要性について!

2021年7月28日

7月も下旬となり日が長くバイクを楽しめる時期になりました。本来ならば朝早くからツーリングに出発して、日帰りでも遠くまで行ける季節です。早起きをして朝焼けを見ながら走るのは気持ちいいですね♪
しかし現在の情勢を考えるとなかなか遠出はできない・・・そんなもやもやした状態ですが、これから気温も上昇してバイクにとって過酷な季節となります。本格的な夏に向けて自宅で愛車のメンテナンスをしてみてはいかがでしょう?
朝早く目が覚める年頃となったヤマハ発動機販売の城です。

R&D_image_Yamalube

去年から連載しているバイクのメンテナンスについて、基本となる洗車やチェーン清掃、工具の使用方法などを紹介してきました。今回はバイクを快調に気持ちよく走らすために、とても重要な役割をしているエンジンオイルについてお話したいと思います。

オイルイメージ

◆エンジンオイルとは?
バイクに乗っている方なら一度は聞いた事があると思います。すべてのバイク(EV車を除く)にはエンジンオイル(以下オイル)が入っています。よくオイルは人間で例えると血液みたいなものだ!と言われます。
その理由は、エンジンが始動した直後からオイルはポンプによってエンジン内の細かい通路を通じて隅々まで送られ、エンジン内部を潤滑したり、綺麗にしたり、保護してくれます。
もしオイルが入っていない、または少ない状態でエンジンを始動したら・・・おそらくエンジンは壊れてしまいます。
ポンプ≒心臓、エンジンの細かい通路≒血管、オイル≒血液、どうです?非常に良く似ていると思いませんか?

血液イメージ

◆オイルの役割
細かく説明すると長くなってしまうので簡潔にお話すると、オイルの1番の役割はずばり潤滑です。エンジンは様々な金属パーツが組み合わさり動いています。その金属パーツがすごい速さで往復運動や回転を繰り返し、それが原動力となりバイクを動かしています。それらの高速で動く金属パーツの間にオイルが入り込み潤滑の役割を果たすことで、パーツ同士が擦れ合う、ぶつかり合うときのダメージが軽減され、摩擦熱が冷やされ、スムーズに動くことができているのです。
他にも防錆、冷却、密閉、洗浄と様々な仕事をしています。

エンジン内部イメージ

◆オイル交換の必要性
オイルの役割と重要性について、なんとなくご理解いただいたところで、次はなぜオイル交換が必要なのか?についてです。
バイクに乗った事のある方であれば感じていると思いますが、エンジンってすごく熱くなりますよね。ガソリンを空気と混ぜて燃焼させる事で力を得ているのだから当然と言えます。そのエンジンの中を隅々まで駆け回り、様々な仕事をしているオイルも当然熱くなり、熱により酸化が促進されます。
さらにガソリンを燃焼する事により発生した、燃えカスや水分がオイルに混ざる事により、粘度が上昇します。これを血液に例えると真っ赤なサラサラだった血が、黒いドロドロの血になってしまったと言えばわかりやすいと思います。いかにも体に悪そうですね。ドロドロに酸化したオイルを使い続けると、潤滑性能が衰えてしまいエンジンにとって不健康な事が想像できると思います。
また、エンジンを掛けなくてもオイルの酸化は進んでしまいます。そのために定期的な交換が必要なんです。

血液

◆オイル交換の頻度
オイル交換が必要な事を理解していただけたら、次にどれぐらいの頻度で交換すれば良いのか?についてお話します。
よく目安となるのは「距離」だと思います。当然これは間違いではなく4,000㎞~10,000㎞ぐらいを目安に交換をお勧めする事が多いです。しかし、これはあくまで目安です。例えば市街地で通勤に使用しているバイクと、週末に郊外へツーリングに使用しているバイクを比べてみましょう。
通勤は渋滞などもあり往復20㎞の距離で1時間かかるとします。ツーリングは高速なども使い300㎞の距離を5時間走行したとしましょう。1週間(5日間)で同じ5時間の稼働時間でも(20㎞×5時間=100㎞)距離は3倍にもなりました。ツーリングに使用しているバイクの方が3倍の距離を走っていますが、オイルへの負荷が大きく汚れやすいのはどちらでしょう?
上記は極端な例ですが、通勤だとストップ&ゴーが多くクラッチの使用頻度が高くなります。さらに速度も出ない事から、エンジン、ラジエターに走行風が当たらず温度が上がり易くなります。不純物+酸化の影響が大きいのは間違いなく通勤の方だという事がわかります。あくまでも距離は目安として、使用状況によって定期的に交換する事をおすすめします!

オイル交換1

◆オイルへの負荷の違い
次に車種や排気量の違いでエンジンオイルにかかる負荷は変わるのか?この疑問について考えてみましょう。
一般的なイメージだと1000㏄のスポーツバイクと50㏄のスクーターを比べた場合、間違いなく1000㏄の方がパワーも有り負担が大きく劣化も早いのでは?と感じると思います。しかし日常の使用で50㏄のスクーターは常にエンジンの持てる力を使い切って走行しているため、オイルへの負荷は非常に大きくなります。
反対に1000㏄のバイクはほとんど力を使い切る事は無く(サーキット走行以外)オイルへの負担は小さい物となります。そのためオイル交換サイクルも小排気量の車両の方が短くなる傾向があります。前項で紹介した通勤に使用していて、なおかつ小排気量のバイクこそ特に交換サイクルに気をつけてください!

オイル負荷

◆どんなオイルを入れれば良いの?
オイルには大きく分けて車用とバイク用があります。車とバイク、同じエンジンなのに何が違うの?と思いますよね。
1番大きな違いはエンジンの中身にあります。バイクのエンジンには、トランスミッションやクラッチと呼ばれるエンジンの力を後輪に効率よく伝える為の部品が入っています。
一方、車のエンジンの中にそれらは無く、別の部品として装着されています。バイク用のオイルにはクラッチやトランスミッションに対応した性能が求められるという事になります。
また、前項で説明した通り、バイクは車に比べ排気量が小さく、高回転を多用するためオイルに対する負荷が大きくなる傾向があります。バイク用のオイルはそれらの特性を考慮されて開発された専用のオイルなんですね!

エンジン内部 バイク

◆バイク用のおすすめオイルは?
バイク用のオイルについてご理解いただいたところで、特にヤマハバイクにおすすめのオイルを紹介します。
ずばり「YAMALUBE」(ヤマルーブ)のオイルです!
ヤマルーブはヤマハがエンジンと同時に開発を重ねてきたオイルで、エンジンの性能に合わせて進化してきました。各種エンジンオイルの規格よりも厳しい社内規定を定めて、高い性能はもちろんのこと、純正オイルに求められる省燃費性や耐久性も兼ね備えたオイルです。
特にヤマハバイクとの相性は間違いなし!多彩なラインナップからあなたのバイクに合ったオイルを選べます。是非ご自身のバイクに入れて体験してみてください!
ここでヤマルーブオイルのラインナップからスポーツバイクにお勧めのオイルを紹介します。

★ヤマルーブ ブルーバージョン For スクーター

ブルーVer

高回転、高温で運転されるバイク特有の使用環境に合わせて開発されたオイルです。
摩擦低減剤を多く配合した4サイクルスクーター向けのオイルで、省燃費・出力向上などの効果が期待できます!

★ヤマルーブ スポーツ

スポーツ

価格と性能のバランスに優れた、ミドルグレードのオイル。
車種やシーンを選ばず幅広いバイクに使用できます。迷ったらコレ!間違いないです!

★ヤマルーブ プレミアムシンセティック

プレミアム

夏場の渋滞、ロングツーリングなどエンジンには過酷な状況で力を発揮するオイルです。
中・大型車両におすすめです。

★ヤマルーブ RS4GP

RS4GP

ヤマルーブシリーズ最高峰のオイルです。ハイパフォーマンスモデルに最適なオイルですが、
街乗り、ツーリングからサーキットなどの高い負荷、エンジンの高回転を使用する過酷な条件に耐える性能を持っています。エンジンの性能を最大限に発揮できるように開発されており、スロットルを開けた瞬間に軽くエンジンが回るような感覚と、スムーズなシフトチェンジを体験する事ができます。また耐久性も高く長期間安定して性能を発揮するので、ツーリング派の方にも安心して使用いただけます。
(適合車種を確認してから使用してください)
いかがですか?ヤマハの車両と同時に開発された「YAMALUBE」のオイル、是非試してみたくなったでしょう!
オイルを交換してみたくなったあなたのために、次回の乗らずに学べるバイクレッスンでは、実際にオイル交換にチャレンジしたいと思います。お楽しみに!

乗らずに学べるバイクレッスン ドライブチェーン編

乗らずに学べるバイクレッスン 雨天走行後の洗車・メンテナンス編

ヤマハバイクブログ

YAMAHAバイクレンタル

2021年7月28日
ページ
先頭へ