毎日乗るからこそ自然に「ちょうどいい」。新型「シグナスX」開発陣が語るこだわりポイント【第3回:実用性&装備編】
- 2026年5月7日
こんにちは。ヤマハ発動機販売の山田です。全3回でお届けしている新型「シグナスX」開発陣インタビューも、いよいよ最終回です!
シグナスXはスポーティでありながら、日常の使いやすさも進化しています 。ライダーが意識しなくても、自然に快適だと感じられる工夫を積み重ねました。
【第1回:コンセプト&デザイン編】はこちらから
【第2回:走りの進化編】はこちらから
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「シグナスX」
・台湾開発モデル担当:CV開発部 望月 幹さん(写真左)
・商品企画:MC車両戦略部コミューターG 礒崎 祐多さん

「シグナスX」台湾開発チーム 台湾山葉発動機研究開発中心股份有限公司=YMRT(台湾ヤマハ発動機研究開発センター)のみなさん(写真後列左から)
・車体設計コーディネーター:研究開発本部 藤森拓也さん
・車体実験:統合實驗課 PC Chou Shenghsiang (周 聖翔)さん
・プロジェクトリーダー:PM部 Huang Juihsuan (黄 瑞炫)さん
・電装系 設計:電子系統開發課 PC Lu Hsinghan (呂 星翰)さん
・エンジン設計:PT設計課 PC Liou Chewcherng (劉 秋城)さん
・車体設計:車體開發課 PC Hsu Jungkai (許 戎愷)さん(写真手前)
※本記事に掲載している担当者情報は、インタビュー当時の所属および役職です。現在とは異なる場合があります。
自然な操作感とリラックスできるポジション

車体実験:周さん
新設計のスロットルグリップは、軽快な走りに合わせて操作力を低減。
太めで前後に長い楕円形状とし、内側にミゾを設けることで、握った瞬間からしっくりくるフィールを実現しています。

フートボードまわりの空間は従来比15〜25mm拡大。さらに前方ボード角度を54度から42度へ見直し、足首への負担を軽減しました。シートは前端幅を絞ることで、座面を広げながらも足着き性を確保し、「リラックスして座れるのに、安心して停まれる」絶妙なバランスです。また、新作デザインのタンデムフートレストは59mm後方へ移動。これによりタンデム時でもライダーとの距離が取りやすくなり、双方の快適性が向上しました 。
スリム化と収納性の両立

車体設計:許さん
マフラーやエアクリーナーは、性能を落とすことなく小型化し、取り回しの良さとスッキリした印象を狙いました。
一方で、収納性にもしっかりとこだわっています。スポーティな走りを楽しむためにフルフェイスヘルメット利用が多いのもシグナスユーザーの特徴で、そんなユーザーのためにシート下トランクは底を深くし、一般的なXLサイズのフルフェイスが収納可能となっています。
さらにフロントポケットは、今まで500mLペットボトルを収納できる容量でしたが、新型では700mLまで収納できます。これは台湾でよくあるタピオカドリンクが入るサイズ感です。ポケットを大きくした分、ライダーの足に当たりにくいよう角度や位置を調整し、日常使いでの快適性を高めました。
スポーティで便利なスクーターを求めるライダーに

商品企画:礒崎さん
日本市場のシグナスユーザーは通勤通学がメインで、年齢層もすごく幅広いです。日常向けの用途と、今回特化したスポーティさやアジャイルさといったバランスがとても高精度に実現できたモデルなので、そこをぜひ楽しんでいただきたいです。
あとはやはり外見ですね。驚くほどコンパクトな見た目になり、軽快さと実際に走ってのスポーティな走行性能が味わえます。ライディングポジションに関してもフートスペースなど、実車に触ってわかる造り込みを体感してほしいです。
CV開発部:望月さん
シグナス グリファスと乗り比べると、特に発進加速がわかりやすく改良されています。シグナスはやっぱり"走り"が特徴なので、こだわった部分を味わってほしいです。
プロジェクトリーダー:黄さん
シグナスXは、走りを楽しめて、日常でも使いやすいスポーティスクーターです 。スポーティさを磨きつつ、実用性も確実に進化しています。ぜひ実車に触れ、その違いを体感していただければと思います 。
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いかがだったでしょうか 。 エンジンから車体まで各部にこだわり抜いて開発された新型「シグナスX」 。お近くのヤマハバイク取扱店でぜひご覧になってください 。スポーティなデザインと抜群の実用性などを直接確かめていただければ嬉しいです!
それではまた 。
- 2026年5月7日








