生産フロアで使って満足! 『量 × 質 × 省人化』 SMTソリューション
ヤマハSMT装置の導入により、生産フロアで体感することができる生産量を最大化するSMTソリューションを紹介します。
多品種少量生産における最高生産性の実現
多品種生産では、どのラインでどの基板をどの順序で生産するかによって、生産効率が大幅に変動します。
様々な基板や部品を高速に生産できる汎用性の高いマウンターヘッドを中心に、多品種生産において最高の使いやすさを実現します。
部品対応範囲が広い高速汎用ヘッド
高速ヘッドでありながら、最大55x100mm T=15mmまでの部品が搭載でき、かつ98,000CPHを実現したHMヘッドにより、どんな製品でもラインを選ぶことなく、ヘッド交換不要で、効率的に生産ができます。
- 基板に合わせてヘッドやノズルステーションを交換する作業が不要。
- ラインバランスが取りやすい
- 共通段取りで段取り回数を減らしつつ、サイクルタイムも維持できる。
YRM20 HMヘッド:汎用性が高いので、どちらの基板でも高効率で生産可能
段取り回数を最小化し、多品種少量生産を高効率化
ヤマハのマウンターはフィーダー積載本数が多く、共通段取りを行うことで段取り回数の削減につながります。
また、高度な最適化ソフトウェアにより、リフロー炉の温度やはんだの種類など周辺情報も考慮して、最適な生産順序や共通段取りグループの立案も可能です。
グルーピング:共通段取り最適化
間違いの無い外段取りを実現する 支援ソフトウェア
多品種生産では効率的な段取りを行うため、ライン外の段取りで次に生産する品種に必要な部品を一括交換台車にセットする作業を行います。
間違った部品をセットしてしまうと、生産効率を大幅に落としてしまうため、ヤマハでは外段取りを間違えずに完了できるソフトウェアを提供します。
段取りベリファイ
大型基板の基板を標準で生産できる 基板対応力
ヤマハの装置は標準で大型基板の生産が可能です。
検査機、印刷機、マウンター各々で基板幅方向W610mmまで対応します。
S20では最大L1830mmの長尺基板の部品搭載も標準オプションで対応可能。LED基板などの長尺基板の生産にもフレキシブルに対応します。
高速ディスペンス対応できる!
1005部品対応 高速・高精度ディスペンス
部品の小型化が進み、ディスペンスが必要となるDIP向けの生産基板でも1005以下のチップ部品が搭載されるようになりました。
ヤマハでは、小型部品にも対応ができる高精度ディスペンサをラインナップしています。
高速・高精度ディスペンス
エアーパルス式ディスペンスのYSDは、1005サイズのチップ部品の高速・高精度ディスペンスが可能です。
さらに小型の0603チップに対しても、S10/S20のスクリュー式ディスペンスヘッドで、より高精度なディスペンスをご提案します。
高速ディスペンサー YSD
その他、様々な用途でも使用可能。
- フローソルダリング用基板の先行面実装部品の仮止め
- 両面リフロー基板の先行面実装大型部品の落下防止
- アンダーフィル
- はんだ増し打ち
- 銀ペースト塗布
対応可能材料:接着剤、はんだ、銀ペースト
部品実装と切り替え可能なハイブリッドディスペンスヘッド
ディスペンスが必要な生産基板はあるけど、少量なので装置1台導入するのはもったいないというケースもあります。
S10/S20のディスペンスヘッドはマウントヘッドと簡単に交換ができるため、ディスペンスが必要ないときはマウンターとして活用できます。