タチウオの三色揚げ
タチウオの淡白でホクホクした身に、大葉、ゴマ、アーモンドの味と食感をプラスしました。
タチウオ7月~2月にかけてとれる。旬は8月~12月。
歯が鋭く、下顎(したあご)が突出している。腹びれ・尾びれ・ウロコが無く、ご存知のように細長い体型をしています。タチウオが美しい銀白色に輝いているのは、表皮中のグアニンという成分が体を覆っているためです。
このグアニンという成分は粉状の物質で、模造真珠や銀箔紙の材料・マニキュアの原料として使われるそうです。群れをつくり、200m以浅の砂泥底の近くにすみ、夜間に海面近くに上がってきます。
小魚を食べるフィッシュイーターとしても知られ、あの細い姿からは想像もできない強い引きが魅力。
ルアーのターゲットとして人気が高いです。ただ歯が鋭いので、取り込みの際には注意しましょう。
タチウオの三色揚げ
タチウオの淡白でホクホクした身に、大葉、ゴマ、アーモンドの味と食感をプラスしました。漬け汁、または塩、レモンとよく合います。
材料(2人分)
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- タチウオ…1/2尾
- 塩…少々
- 小麦粉…適宜
- 卵白…2個分
- 大葉…2枚
- 炒りゴマ…適量
- スライスアーモンド…適量
- サラダ油…適量
- <漬け汁>
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- カツオ昆布だし…大さじ4
- 薄口醤油…小さじ2
- みりん…小さじ2
作り方
01頭を落とし腹ワタを出す
胸ビレのつけ根から包丁を入れて頭を落とし、そこから腹ワタをかき出す。
今回は1/2尾を使うので身を半分に切っておく。
02背骨を取る
まず、片側から背骨に沿って包丁を浅く入れた後、身を反対にして同様に背骨に沿って包丁を入れ、背骨の部分だけを切り落とす。
033枚におろす-1
頭側から包丁を骨に沿って刃先まで入れて、ひと息に身をおろし、2枚にする。(大名おろし)
はじめに腹の皮を切り落としておくとおろしやすい。
043枚におろす-2
次に、骨の付いている身を骨を下にして置き、同様に包丁を入れて、3枚におろす。
05腹骨と背骨をきれいにそぎ落とす
腹骨を取る。背骨が少し残っている場合は、背骨もきれいにそぎ落とす。
06切り身にする
3枚におろした身を6cm幅に切り、軽く塩をふる。
07下準備をする
切り身をふきんで拭いて水気をよく切り、小麦粉をまぶしてから、卵白をつける。
08揚げる
刻んだ大葉とゴマ、スライスアーモンドをそれぞれつけて、170℃に熱したサラダ油で揚げる。
09仕上げ
皿に盛り付けたら出来上がり!漬け汁または、塩・レモンをかけて食べます。