カマスの柚子焼き
塩焼きでも十分美味しいカマスに、さらに柚子の皮を巻き込んで焼きました。
![](/marine/life/enjoy/fishing/cooking/autumn/img/0006/index_key_001.jpg)
カマス5月~10月にかけてとれる。旬は9・10月。
体は円筒形で細長く、腹部は銀白色で背部はアメ色。小さなウロコが覆い、見た目はスマートで繊細な感じに見えますが、性格はかなり荒くエサの小魚やエビ類を見つけると集団で鋭い歯で襲います。
南方では2mになる大物もいて、凶暴で人間に危害を加えることもあるようです。
(日本近海では30cm以下のものが多く、そのようなことはないのでご安心を)
波の穏やかな内湾ではボート釣りも可能。貪欲な魚なのでルアーにもよくヒットします。
旬は晩夏から秋です。魚にしては珍しくビタミンA・Dが含まれ、他にカルシウム・カリウム等のミネラルも豊富。
身はやわらかく、白身で淡泊。塩焼きが最高の味です。機会があったら一夜干を作るのも良いかもしれませんね。
![カマス](img/0006/kamasu.jpg)
カマスの柚子焼き
塩焼きでも十分美味しいカマスに、さらに柚子の皮を巻き込んで焼きました。柚子の香りと風味が主張しすぎず、とてもよくカマスに合います。簡単なのに、旨さは抜群です!
![カマスの柚子焼き](img/0006/main.jpg)
材料(2人分)
-
- カマス…1尾
- 柚子…1片
- 塩…少々
- 醤油…大さじ2
作り方
01頭を落とし腹ワタをかきだす
![カマスの柚子焼きの作り方](img/0006/01.jpg)
![カマスの柚子焼きの作り方](img/0006/02.jpg)
ウロコを引いた後、胸ビレのつけ根から包丁を入れて頭を落とす。
腹の下に頭側からしっぽに向けて包丁を入れて、腹ワタをきれいにかきだす。
023枚におろす-1
![カマスの柚子焼きの作り方](img/0006/03.jpg)
![カマスの柚子焼きの作り方](img/0006/04.jpg)
腹側からしっぽに向かって骨に沿って包丁を入れた後、背の方からも骨に沿って包丁を入れていく。
033枚におろす-2
![カマスの柚子焼きの作り方](img/0006/05.jpg)
![カマスの柚子焼きの作り方](img/0006/06.jpg)
さらに骨に沿って深く切り2枚におろす。次に骨側を下にして頭側からしっぽに向かって骨に沿って包丁を入れて切り落とす。
04腹骨を落とす
![カマスの柚子焼きの作り方](img/0006/07.jpg)
![カマスの柚子焼きの作り方](img/0006/08.jpg)
最後に3枚におろした身の腹骨をそぎ落として出来上がり。
05小骨を抜き、塩をふる
![カマスの柚子焼きの作り方](img/0006/09.jpg)
![カマスの柚子焼きの作り方](img/0006/10.jpg)
3枚におろした身は、小骨を丁寧に抜いた後、軽く塩をふり、約10分間おく。
06柚子をまぶして巻く
![カマスの柚子焼きの作り方](img/0006/11.jpg)
![カマスの柚子焼きの作り方](img/0006/12.jpg)
柚子は皮を細切りにしカマスの身に乗せる。しっぽの方から巻いていき、つまよう枝でとめる。
身が厚くて巻きにくい時は、三つ折りでもOK!
07焼く
![カマスの柚子焼きの作り方](img/0006/13.jpg)
網で両面を焼いた後、ハケで醤油を塗り、焦げないように注意しながらさらに中火で焼いていく。
08仕上げ
![カマスの柚子焼きの作り方](img/0006/14.jpg)
焼きあがったら皿に盛り付けてみょうがを添えたら出来上がり。