トビウオのベーコン巻き
淡白でクセもなく、釣りたてはお刺身でも美味しいトビウオを、今回はベーコンで巻いてみました。
トビウオ5月~10月にとれる。旬は7月~10月。
ご存知のように、トビウオは翼のような大きな胸ビレを持ち、水面から飛び上がって滑空することが大きな特徴です 。驚くことに、高さ10m・飛距離400m・時速70kmで滑空したという記録もあります。風に乗って空中でターンすることもあるようです。飛ぶ理由は主にマグロなどの天敵から逃げるためと考えられています。
トビウオは鮮度が落ちにくく、肉量が多いという長所があり、かまぼこなどの練り製品の原料としても利用されています。旬は春と秋。特に春のトビウオは大型なので、今回のように3枚におろしていろいろなトビウオ料理に挑戦してみてください。
今回のベーコン巻きのようにちょっと変わった焼き物から、お馴染みのムニエルや細かくたたいて薩摩揚げのようにするのもオススメですよ。
トビウオのベーコン巻き
淡白でクセもなく、釣りたてはお刺身でも美味しいトビウオを、今回はベーコンで巻いてみました。ベーコンの塩味がトビウオの美味しいさを引きたてます。
材料(2人分)
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- トビウオ…1/2尾
- ナス…2本
- シイタケ…2個
- シシトウ…2本
- 塩…少々
- サラダ油…適量
- 醤油…少々
作り方
01頭と胴を分ける
しっぽから頭に向けてウロコを引いた後、大きな胸ビレのつけ根から包丁を入れ、切り込みを入れる。
反対側も同様に包丁を入れ頭を切り落とす。
02腹ワタをかきだす
腹の下に頭からしっぽに向けて包丁を入れて、腹ワタをきれいにかきだす。
033枚におろす-1
頭側から骨に沿って包丁を入れしっぽに向けて切り落とす。大名おろしと言って、危なくなく簡単に2枚におろせる。
043枚におろす-2
次に、 骨を下にして同様に頭側からしっぽに向かって骨に沿って包丁を入れていく。これで3枚おろしの出来上がり。
05胸ビレと腹骨をおとす
両方の身に残っている胸ビレをおとした後、包丁を寝かせ気味にして腹骨をそぎおとす。
063枚におろした身を半分にし中骨を取る
3枚におろした身を中骨に沿って、縦半分に切る。2つになった身の中骨を取る。トビウオの骨は硬いので食べる時に残っていないようにしっかりと取っておく。
07身を5cm幅にカットし塩をふる
縦半分の大きさになった身を5cm幅くらいでカットし、軽く塩をふる。ベーコンの塩味が強いのでここでは軽くふっておく。
08ベーコンを巻きフライパンで焼く
カットした切り身にベーコンを巻き、つまようじでとめる。サラダ油を引いたフライパンでよく焼き、焼き上がり直前に醤油を数滴落として味をつける。
添える野菜も同様にフライパンで焼く。
09仕上げ
焼きあがったら皿に盛り付け、野菜を添えて出来上がり!