イワシの酢の物
新鮮なイワシを手早くさばいて酢であえれば、おつまみの一品に最適です!
イワシ7月~4月にかけてとれる。旬は9・10月。
養殖の魚が多い昨今ですが、イワシは近海の天然ものが現代でも豊富に獲れる貴重な魚です。
鮮度が落ちやすい魚ですが、輸送技術の進歩のおかげで鮮度の高い鰯が店頭に並ぶようになりました。
イワシはカルシウムが豊富で、さらにカルシウムの吸収を助けるビタミンDも豊富に含まれているため、歯や骨を強くし、骨粗しょう症の予防にピッタリの食材です。イワシの脂肪の中には、DHA・EPAがたっぷり。
さらにイワシに含まれるイワシペプチドという物質には血圧抑制作用があるため、高血圧を改善させ、脳卒中などの予防にもなります。
その他タウリンも含むので血圧を正常に保ち、心臓を強くする効果があります。
これからいよいよ夏本番、「イワシパワー」で思い切り夏を楽しみましょう!
イワシの酢の物
新鮮なイワシを手早くさばいて酢であえれば、おつまみの一品に最適です!
材料(2人分)
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- イワシ…2尾
- 塩…大さじ1
- 酢…1/4カップ
- キュウリ…1本
- ワカメ…少々
- 三杯酢
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- 酢…1/2カップ
- 薄口醤油…大さじ1
- 砂糖…大さじ1+1/2
- 塩…小さじ1
※上記を混ぜ合わせ一煮立ちさせる
作り方
01頭を落とし腹ワタをかきだす
ウロコを取った後、胸ビレのつけ根から包丁を入れて頭を落とす。
腹の下に頭側からしっぽに向けて包丁を入れて、腹ワタをきれいにかきだした後、水洗いする
023枚におろす
頭側から骨に沿って一気に切り落として、2枚おろし。
次に骨の付いた身を骨を下にして置き、骨に沿って包丁を入れて切り落とす。これで3枚おろし。
03腹骨を落とす
最後に3枚におろした身の腹骨をそぎ落として出来上がり。
04切り身を酢にくぐらせる
3枚におろしたイワシに塩をふり、10分ほどねかせる。生で食べるので、塩を多めにふりしっかりと時間をおく。
10分経ったら、塩を水で洗い流し、酢にくぐらせる。
05イワシの皮をはがし、飾り包丁をする
酢にくぐらせたイワシの薄皮をはがす。手で簡単にはがせる。
皮をはがした後、飾り包丁をする。(2方向から軽く斜めに包丁を入れ模様を付ける)
06つけあわせの野菜を切り、三倍酢を作る
キュウリを輪切りにする。
三杯酢は、分量の酢と薄口醤油、砂糖、塩を混ぜ合わせ一煮立ちさせる。
07 仕上げ
イワシは一口サイズに切って皿に盛り付け、ワカメ、キュウリ、みょうがを添える。三杯酢をかけて出来上がり!