スズキのしそ揚げ
大葉とゆかりといった、しそ尽くしで楽しむスズキ料理です。
スズキ3月~12月にかけてとれる。旬は7月~10月。
各地の沿岸部に広く生息し、さまざまな釣り方で狙える 釣りの好対象魚です。
言わずと知れた海のルアーフィッシングの王様で、ルアーの世界ではシーバスと呼ばれています。
成長に従い名前の変わる出世魚のひとつで、幼魚をセイゴ、2~3年子をフッコ(東海あたりではマダカ)、そして長くて約4年で晴れてスズキとなります。
口が大きく、背部は暗青色。エラはカミソリのように良く切れるので注意が必要です。
夏の白身としては一級品で塩焼、すし種、椀種、洋食など、いろいろな料理の素材になります。
スズキのしそ揚げ
大葉とゆかりといった、しそ尽くしで楽しむスズキ料理です。夏にあっさり目に食べたいときに良く合います。
材料(2人分)
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- スズキ…2切れ
- 塩…少々
- 小麦粉…適宜
- 卵白…4個
- 大葉…10枚
- サラダ油…適量
- ニンジン…適宜
- しめじ…適宜
- 塩…少々
- ゆかり…少々
作り方
01頭を落とし腹ワタをかきだす
ウロコを引いた後、胸ビレのつけ根から身の半分まで包丁を入れ、反対にして同様に包丁を入れて頭を落とす。
腹の下に頭側からしっぽに向けて包丁を入れて、腹ワタをきれいにかきだす。
023枚におろす-1
尾に切り込みを少し入れ、そのまま背の方から骨に沿って包丁を入れていく。最初は浅く入れてだんだんと深く包丁を入れていき、切り落とす。これで2枚おろし。
033枚におろす-2
2枚におろした身の骨のついた方を皮目を上にして、尾に切り込みを入れ骨に沿って中骨まで切っていく。
背の方を手前にして同様に骨に沿って中骨まで切っていく。
043枚におろす-3
中骨まで包丁を入れた身を骨のほうを上にして、尾の方から骨に沿って包丁を入れ、一気に切り落とす。これで3枚おろし。
05腹骨を落とす
最後に3枚におろした身の腹骨をそぎ落として出来上がり。
06野菜を切ってゆかりと塩をすり鉢でする
スズキにつける大葉は細かい千切りに、一緒に添えるニンジンは拍子切り、しめじは適当な大きさに切る。スズキを食べる時につける付け塩を、ゆかりと塩をすり鉢ですって作る。
むらなく綺麗に混ざったら出来上がり。
07下準備をする
3枚におろしたスズキを3~4cmの切り身にして塩をふり、小麦粉をはたき、卵白にくぐらせてから、刻んだ大葉をつける。
ニンジンとしめじは小麦粉をはたいておく。
08揚げる
下準備したスズキと野菜を、160℃くらいに熱したサラダ油で揚げる。
大葉の緑色が変色してしまわないように、良く見ながら揚げる。
09仕上げ
カラっと揚がったスズキとニンジン、しめじを器に盛り、ゆかりの付け塩を添えたら出来上がり。
身がホクホク、プリプリの熱いうちにどうぞ!