シロギスのはんぺん挟み揚げ
天ぷらを少しアレンジして、はんぺん挟み揚げにしました。
シロギス5月~8月にかけてとれ、旬もこの時期。
シロギスは透きとおるような美しい魚で、視覚・聴覚に優れています。
性格は臆病で危険を感じると頭だけを出した格好で砂の中に潜ってしまいます。そんな臆病な魚ですが、アタリ、引き共に強いことで釣りの人気になっています。
平均的なサイズは20cm前後ですが、大きいものだと3cm以上にもなり、この大きさのキスを尺ギスと呼びます。6月、7月の梅雨時期が最初のピーク。
シロギスのはんぺん挟み揚げ
淡白且つ旨みのある味は人気が高く、キスの天ぷらはあまりにも有名。今回は天ぷらを少しアレンジして、はんぺん挟み揚げに挑戦してみました。はんぺんの柔らかさとキスのプリプリ感がとてもマッチ!
材料(2人分)
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- シロギス…3尾
- はんぺん…3枚
- 大葉…適宜
- のり…適宜
- 錦糸卵…適宜
- 塩…少々
- <てんぷら衣>
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- 薄力粉…3/4カップ
- 卵水…卵1個、冷水1カップ
- サラダ油…適量
作り方
01頭を落とし腹ワタをかきだす
ウロコを引いた後、胸ビレのつけ根から包丁を入れ、頭を落とす。
腹の下に頭側からしっぽに向けて包丁を入れて、腹ワタをきれいにかきだす。
023枚におろす-1
腹から骨に沿って包丁を入れていく。しっぽに少し切り込みを入れ、背からも骨に沿って包丁を入れていく。
033枚におろす-2
キスは小さいので、しっぽ側から骨に沿って一気に切り落とす。
これで2枚おろし。
043枚におろす-3
次に、 骨の付いている身を、骨を下にしてしっぽに浅く切り込みを入れ、同様に骨に沿って包丁を入れていく。これで3枚おろし。
05腹骨を落とす
3枚におろした身の腹骨をそぎ落とし、少し塩をふっておく。
06はんぺんをブック型に切って挟む
はんぺんをシロギスの切り身に合わせてカットし、ブック型の切れ目を入れ、シロギスを挟みこんでいく。
07のり、大葉、錦糸卵を巻く
錦糸卵を焼き適当な大きさに切る。のりも同様に適当な大きさにカットし、はんぺんの上から巻く。大葉は1つに対し、1枚を巻く。
08揚げる
サラダ油を170度に熱し、薄めのてんぷら衣をからませて3分ほど揚げる。
09仕上げ
カラっと揚がったシロギスをカゴなどに盛り付けて出来上がり。
しし唐やピーマンも一緒に揚げて添えれば、彩りもアップします。