カレイの味噌焼き
赤味噌と白味噌の2種類の味で仕上げたカレイの味噌焼きです。
![](/marine/life/enjoy/fishing/cooking/winter/img/0001/index_key_001.jpg)
カレイ11月~2月にかけてとれる。旬は11月~1月。
カレイには種類が多く、北海道から九州まで広く分布しているため地方によって呼び名も味も旬もいろいろあります。冬から春にかけて、各地の内海や防波堤などで、投げ釣りで良く釣れます。
江戸時代には、ヒラメよりカレイの方が美味で高級魚とされていました。なぜ、現在はヒラメの方が一般的に高級魚として扱われるのでしょうか?それは日本料理で魚は頭を左に向けて出すから。左向きの種類のものもいるのですが、右向きの種類が多いカレイは尾頭付きの料理に向かないことが理由の一つのようです。
「寒ブリ、寒ボラ、寒カレイ」といわれるように、カレイは冬が一番おいしい時期。
脂肪が少なく良質のタンパク質を多く含み、ビタミンB1、B2やビタミンDが白身魚にしては多いので、子供やお年寄り、病気の方やダイエット中の方の栄養食として最適です。また皮の部分にはお肌に良いコラーゲンが含まれているので残さずいただきましょう。
![カレイ](img/0001/karei.jpg)
カレイの味噌焼き
赤味噌と白味噌の2種類の味で仕上げたカレイの味噌焼き。香ばしい味噌の香りが淡白なカレイに良く合います。
![カレイの味噌焼き](img/0001/main.jpg)
材料(2人分)
-
- カレイ…2尾
- 赤味噌…大さじ1
- 白味噌…大さじ1
- 酒…少々
作り方
01頭を残して、膓ワタを取る
![カレイの味噌焼きの作り方](img/0001/01.jpg)
![カレイの味噌焼きの作り方](img/0001/02.jpg)
水洗いで表面のぬめりを取り、ウロコをきれいに取ったら、えらのつけ根から包丁を入れ、えらを取る。
そこから、指で 腹ワタをかき出し、頭は残しておく。
025枚におろす-1
![カレイの味噌焼きの作り方](img/0001/03.jpg)
![カレイの味噌焼きの作り方](img/0001/04.jpg)
カレイは5枚おろしをする。(頭と尾は、飾り様に残しておく。)
まず、表側を上にして身の中央に中骨にあたるまで包丁を入れて切り込みを入れる。上半分の身を中骨から腹骨に沿って切り取る。
035枚におろす-2
![カレイの味噌焼きの作り方](img/0001/05.jpg)
![カレイの味噌焼きの作り方](img/0001/06.jpg)
上半分の身が切れたら下半分も同様に中骨から腹骨に沿って身を切り取る。これで3枚。
045枚におろす-3
![カレイの味噌焼きの作り方](img/0001/14.jpg)
![カレイの味噌焼きの作り方](img/0001/07.jpg)
次に身を反対にし、中央に中骨まで包丁を入れて切り込みを入れたら、上半分の身を腹骨に沿って切り取る。
![カレイの味噌焼きの作り方](img/0001/13.jpg)
![カレイの味噌焼きの作り方](img/0001/08.jpg)
下半分も同様に腹骨に沿って切り取る。これで5枚おろしの完成。
05中骨、身をそれぞれ素焼きする
![カレイの味噌焼きの作り方](img/0001/09.jpg)
![カレイの味噌焼きの作り方](img/0001/10.jpg)
頭と尾の付いた中骨と、身をそれぞれ素焼きする。
06身に味噌を塗ってもう一度焼く
![カレイの味噌焼きの作り方](img/0001/11.jpg)
![カレイの味噌焼きの作り方](img/0001/12.jpg)
味噌は、塗りやすくするために、酒を少し入れてのばしておく。素焼きした身を適当な大きさに切り、赤味噌、白味噌を半分ずつ塗り、もう一度さっと焼いて、香りを出す。
07仕上げ
![カレイの味噌焼きの作り方](img/0001/15.jpg)
素焼きした中骨に、赤味噌と白味噌が交互になるように並べて飾り付けをしたら出来上がり!