カレイの昆布じめ
白身魚によく合う酢を昆布に染み込ませ味付けをしました。
カレイ11月~2月にかけてとれる。旬は11月~1月。
カレイはキスと並ぶ投げ釣りの代表的なターゲット。
種類は多く、日本近海では40種を超え、冬場の対象魚として人気があります。
大きなサイズのものは通称、「座布団カレイ」と呼ばれているそうです。体表を自由に環境とそっくりの保護色にする事ができ、砂の中に体を隠してエサが接近してくるのを待っています。
「左ヒラメの右カレイ」と言われるように、カレイは体の右側に両目があります。
でも、生まれた時には体の両側に眼がついているって、ご存じですか?成長するに従って体が平たくなり、海底生活に入る頃には「右カレイ」になっているのです。
脂肪が少なく淡泊で、種類によって味が違うので、刺身から煮つけ、塩焼き、唐揚げ、干物、練り製品にも使われています。
カレイの昆布じめ
白身魚によく合う酢を昆布に染み込ませ味付けをしました。7時間ほど置けば身も引き締まりプリプリのお造りの出来上がりです。
材料(2人分)
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- カレイ…1尾
- だし昆布…2枚
- カボス…1/2個
作り方
01ウロコを取って頭を落とし、膓ワタを取る
水洗いで表面のぬめりを取り、ウロコをきれいに取ったら、腹側の胸ビレのつけ根から包丁を入れ頭を落とす。
腹ワタをかき出し、腹の中をきれいに水洗いし、すぐにふきんで水気を拭き取る。
025枚におろす-1
カレイは5枚おろしをする。
まず、腹側を上にして身の中央に中骨にあたるまで包丁を入れて切り込みを入れる。
左半分の身を中骨から腹骨に沿って切り取る。
035枚におろす-2
左半分の身が切れたら右側も同様に中骨から腹骨に沿って身を切り取る。
これで3枚。
045枚におろす-3
次に身を反対にし、皮側からも身の中央に中骨まで包丁を入れて左半分の身を腹骨に沿って切り取る。
右側も同様に切り取る。
これで5枚。
05腹骨をきれいにそぎ落として皮を引く
腹骨をきれいにそぎ落とした後、しっぽの方から皮と身の間に包丁を入れ、皮を引く。
06身を昆布の間にはさみ冷蔵庫で7時間おく
ふきんに酢をつけ、昆布の表面をふくようにしてしめらせてバットに敷き、その上にカレイの身を並べる。
06身を昆布の間にはさみ冷蔵庫で7時間おく
カレイの上に昆布を乗せてバットを重ねて、輪ゴムをしっかりと掛けて抑え、冷蔵庫に入れて約7時間置く。
07身をそぎ切りにして盛り付ける
7時間ほどたってから身に包丁を斜めに入れて、そぎ切りにする。
08仕上げ
皿に盛り付けたら出来上がり!