流し釣り
潮に流れながらポイントを狙う日本式フィッシングスタイルについてご紹介します。
遊漁船などに見られる代表的日本式フィッシングスタイル
流し釣りとは
沖の根など水深50mから100mのポイントで、ボートの船位を維持し効果的に流していきながら根魚などをターゲットとする、最も一般的な船釣り方法です。日本の食卓に上がるタイやヒラメなど多種多様な魚が狙えます。
スパンカーを使った流し釣り
流し釣りは、船首が風の影響で風下を向き仕掛けが着底する前にボートが流されてポイントを外れてしまったり、プレジャーボートでは難しいと言われていました。しかし、船尾に「スパンカー」と 呼ばれる帆を取り付け、潮の流れる方向に対して仕掛けが垂直に降ろせるようボートの向きと流れ方を制御するなど、ボートの潮流れを制御しながら釣りを楽めるプレジャーボートが増えてきました。
流し釣り - 実践編 -
船外機艇でも楽しめる流し釣り
「流し釣り」と言えば微速装置の付いたインボード(船内機)艇で行なうものといイメージで、船外機艇は流し釣りに向いていないと言われていました。しかし船外機艇であっても「F.A.S.T.シリーズ」や「YFRシリーズ」に代表されるヤマハのウェイブ・スラスター・ブレード付きフィッシングボートなら、良好な風流れ抑止性能を発揮するため、ハイレベルな流し釣りを実現することができます。