マリーナを探して実際に体験してみよう
失敗しないマリーナ選びのポイントと、マリーナ決定までの流れをご紹介します。
マリーナ選びは総合的に判断しよう
実際にボートの購入を検討し始めたら、同時にマリーナも検討していく必要があります。このマリーナ探しは実際に決定するまで、それなりの時間と労力が必要になるからです。例え販売店のスタッフに薦められたからといっても、カタログや写真だけでは決定してしまわないこと。実際に足を運んでみて、自分自身が納得してから契約したいものです。
また、マリーナの保管料金だけで判断しないで、提供されるサービスやサポート、ロケーションや雰囲気なども含めて、総合的に判断することが失敗しないマリーナ選びのポイントです。
マリーナ探しのチェックポイント
マリーナは実際に見て決めよう
ボートの購入を検討しているのであれば、適切にボートを保管をできる場所は絶対に必要になります。勝手に置いたりすれば放置艇と見なされたり、場所によっては強制的に撤去されることもあります。それだけに十分に検討して自分のボーティングライフにあった保管場所を選択したいものです。しかし、具体的なマリーナの空き情報は、ビギナーにはなかなかわかりにくいもの。購入が進んでいるのならボートの販売店などで相談してみるのもひとつの方法です。当然保管場所が決まらなければボートの販売にも影響するので、販売店の営業スタッフは保管場所の情報をもっているはずです。
といっても、保管場所を決めるというのは、自分がボーティングを楽しむフィールドを決めることでもあります。実際に下見をするなど、じっくり考えてから決定したいものです。以下はそのポイントです。
マリーナを探すときのワンポイントアドバイス
- インターネットなどで情報を集めて、アクセスやどういったフィールドにあるマリーナなのかを把握し、 料金や自分のボーティングライフなどからある程度候補を絞っておきます。 例えば、自宅から多少遠くのマリーナでも、フィッシングの好エリアの点在する近くのマリーナであれば、その方がいい場合もあります。
- 候補が決まったら実際に下見にいきますが、その前にマリーナのスタッフに話を聞けるようにアポイントを取りたいものです。ボートの購入を検討しているなら、快く下見に応じてくれるはずです。ハーバーマスターやスタッフの考え方が、そのマリーナの性格に反映しているケースが多いものです。
- マリーナの雰囲気というのも重要。冬場は人も少なくなりますが、できるだけ休日の晴れた日に候補に選んだマリーナに足を運んでみたいものです。その時期でもオーナーがボートを出していれば、そういった楽しみ方ができるマリーナということです。その際、駐車場は十分か、ポンツーンの状態、 クラブハウスの雰囲気など、パンフレットでは見えてこないところもチェックしたいものです。
- ボートの管理は自己責任とはいっても、マリーナは預かったボートを安全に保管できることと、利用者が安全にボートを楽しめるようにサポートするのが優先基本業務。そういったサポート体制やレスキュー対策なども確認しておきます。
- 年間にどういったイベントが開催されているかも聞いおきましょう。そのフィールドでの楽しみ方やマリーナの活気みたいなこともある程度知ることができます。
マリーナ決定までの流れ
マリーナによって多少の違いはありますが、一般的な流れです。
01希望するエリアのマリーナ情報を探してできるだけ資料を揃える
- インターネットや専門誌などの一覧表で候補を探し、資料を請求する
- パースの空き状況も候補探しと同時に確認しよう
- (社)日本マリーナビーチ協会に問い合わせて情報を聞いてみる
02資料による検討
- 資料が揃った段階である程度の候補を絞り込む
- ボート購入予定の販売店にも相談してみる
03マリーナ現地の下見
- 下見に行く場合は事前に連絡する。マリーナの雰囲気を掴むためにも休日が望ましい
- マリーナのスタッフに話を聞いてみる
- パンフレットなどではよくわからない部分をしっかりチェックする
04最終検討
05最終候補決定
06契約申し込み
07申込受理・必要書類の提出
08審査
09契約締結