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1,800店の頂点にいる日本一のヤマハメカニックってどんな人?

2016年5月2日
みなさん、こんにちは。ヤマハ発動機販売の山崎です。 先日のエントリーで、今年も世界No.1のヤマハメカニックを決定する「YAMAHA World Technician GP(ヤマハ・ワールド・テクニシャン・グランプリ)」を開催する旨、ご案内させていただきましたが、今回は2014年の世界大会に日本代表として参加したYSP札幌西の土谷義彦さんに当時を振り返っていただきます。

TRICITY 125/ブルーイッシュホワイトカクテル1

Q.日本代表として世界大会に出場したことによる変化はありましたか?
「まず、世界大会出場に向けて改めて整備の基礎を見直したり、ニューモデルに搭載されている新しい技術などについて幅広く学習したことで、今まで以上に知識、技術力ともに向上したと思います。

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なかでもお客さまとの対話の中から、お客さまの要望を聞き取り、車両を問診して故障原因を突き止めて修理、その後車両を引き渡すまで、まさに店頭さながらの実践的な総合対応力が問われた“故障診断&お客さま対応競技”では、限られた時間内で“受付・問診・修理・納車”と行わなければならず、普段の業務のなかでも時間を意識して取り組むようになりましたね。単に作業時間を短縮するだけではなく、作業にかかる時間の見積もりを正確に行うことで、お客さまへの負担を軽減できますから。

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さらにお客さまが何を伝えようとしているのか、意図を汲み取ったり、逆にこちら側の説明の際も、交換したパーツをお見せしながら問題・修理箇所を分かりやすくお伝えするなど、サービススタッフにもコミュニケーション力が必要であることを改めて実感しています。

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そして何より日本一になったことと、それを証明する優勝バナーが店内に展示されていることから、自分自身にいっそう厳しくなりましたね。もっといいやり方はないか?と自問自答したり、決してミスしてはいけないなど、いい意味で日本一の称号に恥じない責任とプレッシャーを感じながら日々の業務の励みとしています」

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Q.ワールド・テクニシャン・グランプリに出場して良かったことは?
「自店や自分自身の技術・知識を世界共通のモノサシで確認できる良い機会でした。改めて自分のやり方を見直し、学ぶ機会にもなりましたので、店の土台(技術力)を強化できたと思います。それにしても世界大会は圧倒されましたよ」

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Q.逆に大変だったことは?
「実は、ワールド・テクニシャン・グランプリの時期(10月初旬)は、当店の場合、ちょうど除雪機の点検・修理で忙しくなるタイミングだったんです。ですので通常の仕事をしっかり進めながら、世界大会に向けての練習や勉強は正直大変でしたね。店のスタッフみんなの協力があってのりきれましたけれど。それに『店の負担は決して少なくなかったが、でも、それ以上の成果を持ち帰って来てくれたので、結果的には良かった』とウチの社長が言ってくれたのでホッとしています」

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Q. ワールド・テクニシャン・グランプリにもう一度出場できるなら出場したいですか?
「もちろん!もう一度挑戦してリベンジしたいです。2年前は、日本のメーカーのお膝元で開催される大会で、日本を代表し、しかもヤマハ車専門店のYSPという看板を背負って参加するからには!と、気負い過ぎていましたね(笑)。

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とにかく競技に集中しようと、休憩時間などでも周りの参加者の方とあまり話さなかったのですが、今思えば、同じヤマハというブランドの下、同じ二輪メカニックという立場で日々バイクに向き合いお客さまと接している者同士、身振り手振りであっても、もっと情報交換すれば良かったなと思っています。日本ならではのやり方があるとはいえ、これからはやっぱり世界基準で物事を見る姿勢が大切ですからね」

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Q. そもそも二輪整備士になった理由はなんですか?
「小さい頃から機械ものが大〜好き! 短大に通っている頃、二輪免許を取得したのですが、バイクに乗り始めたら、もっと速く走れるようになりたいと思い始め、そのためにはバイクのことをまず知ろうと、持ち前の機械好きも高じて、バイクの仕組みにのめり込んでいったんです。

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整備の道に進んだ最初のうちは、洗車だけ任されていました。徐々に二輪車の整備知識や技術を身に付け整備や修理、そしてドレスアップなどを手がけるようになりましたが、いつもそこには、きれいに磨き上げてくれてありがとう!愛車が直って嬉しい!こんな風にカスタムしてもらって驚き!とお客さまの喜ぶ笑顔があったんです。当初目指したバイクで速く走る世界とだいぶ違いますが、今ではバイクに向き合って修理する方が適していると思っています」

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Q. 今年、ワールド・テクニシャン・グランプリに挑戦する方に一言お願いします。
「正直、私自身、人と話すのは大の苦手。でも4年前の国内大会に初出場し、自信があったにもかかわらず優勝どころか入賞すらできなかった時、なにが良くなかったのか考えた末に出た答えの一つが“接客に積極的になろう”でした。以来、日頃の言葉遣いに気をつけたり、少しでもお客さまとの会話がスムーズになるよう新聞などで時事ネタを拾うよう心がけました。もちろん整備に当たる際も、単に点検・修理するだけでなく、お客さまの車両や工具の取り扱いを丁寧に行い、時短も念頭に適切な手順で取り組むよう努めました。こうした意識の変化・向上が日本一の結果に結びついたように思います。

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ですので、大会出場がきっかけで、自分自身を見返す機会にもなりますし、意識が変わります。特に日本大会では言葉が通じるので(笑)、色々な考え方、やり方をもった全国のメカニックの方に出会うことで、とても刺激になります。それぞれ働いている環境は違えども、メカニックを仕事とするやりがいや喜び、面白さなどは全世界共通のはずです。

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なかには人に見られて順位を付けられることに、抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれません。でも、この大会は普段の業務で経験できないことが体感できる絶好のチャンスです。全世界を上げてメカニックの技術を競うメーカーはそう多くないのではないでしょうか? 国内での二輪メカニックの地位向上に結びつく活動の一環でもありますし、結果の善し悪しではなく、今しか挑戦できないこととして、チャンスがあれば積極的に参加してみてはいかがですか」

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土谷さん、ありがとうございました。「日本一になってからの方が、もっともっと自分に厳しくなった。日本一のバナーを見ては自分を奮い立たせている」という土屋さんの自己研鑽の姿が印象的でした。

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2014年日本大会に出場したメカニック情報はこちらです

「ヤマハ・ワールド・テクニシャン・グランプリ」は、日々たゆまずプロの技に磨きをかけている全世界のヤマハメカニックがプロの誇りを持って互いに切磋琢磨する場です。
その世界大会の前哨戦、日本大会は、全国に約1,800店あるヤマハのスポーツ車両を扱う販売店のうち16店しか参加できない狭き門。つまり日本大会に出場するだけでもその腕の確かさが保証されているというものです。
お店選びで悩んだ時にはぜひ参考にしてみてください。

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↑各国の選抜を勝ち抜いてきた誇りと自信に満ちたヤマハのメカニックのみなさんの表情をどーぞ。彼らの姿を見ていると「ヤマハのメカニックになら任せて安心!」という気持ちになるはずです

↑ヤマハ ワールドテクニシャングランプ2016 大会告知

【関連リンク】
ヤマハのメカニックになら任せて安心! 世界中どこでも均質サービスを目指し日々精励
18の国と地域から20名が参集 第6回ヤマハ・ワールド・テクニシャン・グランプリ2014
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2016年5月2日
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