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乗らずに学べるバイクレッスン バイクでお出かけ!バイクの通行ルール守れていますか?

2024年10月4日

みなさんこんにちは! YRA事務局横山です!
今回は街中を走る上での注意点についておはなしします。

バイクの長所の一つ、それは機動力!

バイクの長所の一つ、それは機動力! 
街中ではその手軽さがお出かけの際に役立つ事は間違いありません。
しかし、普段の街中での走行時、バイクだからこそ注意しなければならない事もアレコレあるんです! 

■二輪車通行禁止の道路
ドコを走る?バイクだから道路を走って当然!と、思いたいのですが、エリアによっては原付だけでなく、二輪車そのものが通行できない道路があるんです!自動車は普通に走っているので、何の気なしについて行ってしまうと、二輪車通行禁止の道路に入ってしまう...と言うケースが良くあります。

二輪車通行禁止で代表的な場所が、東京都・新橋の国道15号(第一京浜)から昭和通りに抜ける地下道。
ココは有名な二輪車通行禁止の場所です。その先にある昭和通りのアンダーパスは原付2種以上の通行は可能ですが、ココは全ての二輪車が通行不可。国道15号を北上し、上野方面に行きたいから...と、入ってしまっては違反になるので、側道を進みその先の交差点を右折する必要があります。

ゆりかもめ新橋駅ガードの手前と、地下道の入口それぞれ標識はありますのでしっかり確認しましょう!

↑ゆりかもめ新橋駅ガードの手前と、地下道の入口それぞれ標識はありますのでしっかり確認しましょう!

続いて、近畿エリアでも京都府の国道1号線、東山五条付近のオーバーパスも二輪車通行禁止です。
観光都市である京都の国道ですので、地元の方々だけでなく観光・ツーリングで訪れる方も多く、ここも気を付けないとうっかり走って違反になってしまいます。

京都の国道1号を東に向かって進むと...二輪通行禁止の標識が見えます!

↑京都の国道1号を東に向かって進むと...二輪通行禁止の標識が見えます!

親子バイ

↑もう少し先に進むとこのような表示が!しっかり確認する為に車間距離は適度に取りましょう!

最後に沖縄県の例。2024年9月末で撤廃されたのでライダーにとっては嬉しい話ですが、沖縄県の一部では片側2車線以上の道路の場合、二輪車は原則一番左の車線(第一通行帯)を走る事になっていました。50㏄の原付一種では全国でも共通のルールですが、沖縄では50㏄以上の二輪車全てに適用されていたのです。
原付一種以上のバイクで交差点を右折する時はあらかじめその前から、できる限り道路の中央に寄って右折するように走行していました。
1983年から40年以上続いたルールですが、これで他の都道府県と同じになりました!

これ以外にも全国には時間帯によって規制されていたり、50㏄だけ通行できなかったり、逆に50㏄以上はダメだったりと様々な規制が有ります。

これ以外にも全国には時間帯によって規制されていたり、50㏄だけ通行できなかったり、逆に50㏄以上はダメだったりと様々な規制が有ります。
以前と比較すると少なくなってきましたが、ツーリング先だけでなくお住いのエリアにもあるかもしれないので、一般社団法人日本二輪車普及安全協会(以下 二普協)の二輪車通行規制区間情報で調べてみましょう! 
二輪車通行規制区間情報 | 日本二輪車普及安全協会 (jmpsa.or.jp)

バスレーン。

■バスレーン。
バスレーンは、第一通行帯をバス専用又は優先とする事で、バスの運行をスムーズにするモノ。市街地で朝や夕方など時間帯を指定して実施している所が多いと思います。
東京都を例にとると、バスレーンには、「バス専用」と「バス優先」の2種類あり。「バス専用」の場合は、バス以外の車両は原付一種以外通行禁止です。但し交差点を左折する際は、交差点の手前から走行できるので注意して下さいね。
「バス優先」の場合は走行する事は出来ますが、後ろからバスが接近して来たら、バスに進路を譲る必要があります。
と、書きましたが上記は東京都に於ける規制で、これ以外にも、バス専用レーンは二輪車(全て)通行OKでも、第二通行帯以降の車線は二輪車通行禁止になっているなど、規制は各都道府県によって異なります。詳細は各都道府県警察や自治体のHP等をご確認ください。

コチラは東京都・上野広小路の国道254号線(春日通り)、7時30分から9時までバス専用。

↑コチラは東京都・上野広小路の国道254号線(春日通り)、7時30分から9時までバス専用。

コチラは東京都・三軒茶屋付近の国道246号線(玉川通り)、17時から19時までバス専用となっています。

↑コチラは東京都・三軒茶屋付近の国道246号線(玉川通り)、17時から19時までバス専用となっています。

■自転車レーン 
最近増えてきたのが自転車レーン。普通自転車専用通行帯として指定された部分(青色の舗装がされている事が多い)は道路外に出る時や、交差点を左折する為など、あらかじめ道路の左端に寄らなければならない時以外は、自動車もバイクも通行できません。
これに加え、「自転車ナビマーク」「自転車ナビライン」と言う、自転車が通行する場所を示しているモノもあり、こちらを自動車やバイクで通行する事は法令上問題ありませんが、自転車が走行している時は、横の間隔をしっかりと取ってから追い越すなど十分注意しましょう。

普通自転車専用通行帯

↑普通自転車専用通行帯

自転車ナビマーク/自転車ナビライン

↑自転車ナビマーク/自転車ナビライン

今回は都市部のお出かけを想定した、市街地での様々な道路についておはなししました。
これ以外にも、バイクでの走行時は自動車はもちろん、歩行者や自転車、昨年7月の道交法改正で自動車の仲間に加わった特定小型原付(電動キックボード)などに注意して、学校・幼稚園の近くでは児童や園児に注意し、横断歩道付近に歩行者がいたら一時停止し横断させる...と言った教習所などで学んだであろう事に細心の注意を払いながら運転する必要があります。
慣れたエリアの走行であっても、慣れているからこそ慢心せずに安全運転で行きましょう!

ツーリングだけでなく、普段のお出かけにもバイクを活用して充実したバイクライフをお過ごしください!


ツーリングだけでなく、普段のお出かけにもバイクを活用して充実したバイクライフをお過ごしください!


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