インテリジェントSMDストレージシステム YST15 特長
「ダイレクトハンドリング」と「リール部品一括入出庫」で高効率な部品入出庫・補給が可能なインテリジェント自動倉庫
高効率入出庫を実現するダイレクトハンドリング
作業効率を格段に上げるダイレクトハンドリング
必要なリールのみをダイレクトに出庫。専用の収納BOXが不要で作業効率が大幅に向上。
YST15 [ダイレクトハンドリング]
BOX式
必要なリールのみをピンポイントで出庫
ダイレクトハンドリングの採用で、必要なリールをピンポイントで入出庫することが可能。2本のリールを専用の収納BOXに格納して運用する際に発生する、不要なリールを倉庫へ戻す手間を省き、効率的な部品の入出庫を実現。
出庫時の照合作業が不要
必要とするリールのみ出庫し、不要なリールは出庫されないため、照合作業が不要。オペレーターの作業負担を軽減。
収納BOXを用意する費用もスペースも不要
一部の部品を除き、基本的なリール部品は ダイレクトハンドリングするため、専用の収納BOXは不要。費用を節約でき、BOXの保管スペースが不要なため、スペースの有効活用にも寄与。
最大33本 複数リールの一括入出庫
入出庫時の待ち時間の有効活用
同時に複数リールの入出庫が可能。1本ずつ入出庫作業する自動倉庫と比較して、装置が入出庫作業している間に、他業務を行うなど作業時間を有効活用できる。
異なる径のリールの同時出庫に対応
ダイレクトハンドリングにより、部品を直接掴むため、リールの径が違う部品も同時出庫が可能。多種多様な部品を扱う場合、より効率的な出庫作業が実現する。
内蔵バーコードリーダーの標準搭載
一括入庫時には、倉庫内蔵のバーコードリーダーにて全リールのバーコードを自動で読み取り。人による読み間違いを防止するとともに、スキャン作業の省略ができるため、入庫作業も効率化。
段取り・部品補給作業を支援するマウンター連携機能群
補給出庫
マウンターの部品残数警告を受けて、次に必要となる部品を自動的に出庫可能。他の部品よりも優先して緊急出庫用の棚に出庫され、オペレーターはすぐに取り出しができる。
また、マウンターの部品残数情報から、ある一定期間で必要となる部品をまとめて出庫することも可能。AutoLoading Feederとの親和性が高く、マウンターへの部品補給作業を大幅に効率化。
段取り出庫
データ作成ソフトウェアにて作成した段取り一覧から、段取りに必要となる部品を自動出庫。ヤマハの台車1台に載るフィーダー本数分(8mm幅 32本)が一括出庫可能。台車単位での部品出庫により、効率的な段取り作業をサポートする。他社管理システムからの出庫表を取り込むことも可能。
出庫状況表示
生産中に必要となる部品に対する、YST15の出庫状況や、まとめ補給の予約状況などをWebブラウザで表示。大型モニタやタブレットを用いることで、必要なタイミングで部品の収集作業を効率よく行うことができる。
様々な部品を適切に保管する環境管理の実現
湿度管理
防湿管理部品もまとめて対応できる湿度管理機能を標準搭載。除湿器を交互24時間稼働し、庫内を除湿。
期限管理
保管部品の使用期限管理にも対応。
保管期限切れ部品の出庫を制限し、誤使用による不良発生を未然に防止。
温度モニタリング
庫内の温度を常に監視し、適切な温度下で部品保管ができているかを確認可能。品質の維持をサポート。
出庫優先度設定
部品の製造年月日優先出庫や、使いかけの部品を優先出庫するなど、部材の先入れ、先出しにも対応。