シーケンサー |
sequencer |
スイッチやセンサーなどの入力信号により、あらかじめ決められたプログラムに従って、出力信号をコントロールするもの。シーケンス(順番)を制御するので、シーケンサーという。 |
シース |
inner sheath |
ケーブル外側の金属性カバー。絶縁体が濡れたり、傷んだりすることを防ぐ。 |
仕上げ代 |
finishing allowance |
鋳物の仕上げに伴い、鋳物が研磨されるのを見込んで、完成時の寸法より大きくしておく部分。 |
シェル型 |
shell mold |
シェル中子を造型する型。 |
シェル砂 |
shell sand |
シェル中子の原料で、フェノール樹脂と砂を混錬して製造された砂。レジンコーテッドサンド(Resin Coated Sand)の頭文字をとって、RCSともいわれる。 |
シェル造型 |
shell mold process |
シェル砂(熱硬化性のフェノール樹脂と砂を混錬させた砂)を空気圧によって加熱された型に吹込み、型の熱を利用して硬化させ、所望の形状に造型すること。 |
シェル中子 |
shell core |
シェル砂(熱硬化性のフェノール樹脂と砂を混錬させた砂)を空気圧によって加熱された型に吹込み、型の熱を利用して硬化させ、所望の形状に造型された中子。 |
磁気探傷検査 |
magnetic particle inspection (MPI) |
金属の割れなどを測定する非破壊検査法の一つで、鋼材などの磁性体を磁化したとき、欠陥があると磁束の漏れが生じ、欠陥を検出できることを利用した検査方法。 |
時効 |
aging |
アルミ二ウムの熱処理で、溶体化処理、水冷により、アルミ二ウムに固溶された化合物を、ある温度に維持することで析出させること。この時効処理により、機械的性質(引張強さなど)を向上させることができる。 |
指向性凝固 |
directional solidification |
鋳物の品質を向上させるために、溶湯が充填された型の中で、製品中の最初の凝固部から押湯や湯口に向かって、順次凝固させること。 |
事後保全 |
breakdown maintenance |
故障の発生や性能の低下の事後に、修理などの対応を行って、復旧させること。 |
磁束密度 |
magnetic flux density |
磁界の強さと方向(磁束)の単位面積当たりの面密度。 |
下型 |
lower mold |
上下方向に開閉する鋳造機や中子造型機において、下側のプレートに取り付く金型。低圧鋳造や重力鋳造では、加工基準面となったり、鋳肌が重要な面となったりする。 |
失火 |
flame off |
ガス燃焼機器を使用した溶解炉、保持炉や熱処理炉で、一旦着火した火が、ガスと空気の混合比の不適切や、外部からの風などによって消えること。 |
ジブクレーン |
jib crane |
旋回できるジブで、金型などの吊り上げをするクレーン。 |
絞り弁 |
throttle valve |
油圧ユニットなどに設置され、通路の断面積を変化させ、通路を通る流体の量を調整し、流速をコントロールする弁。 |
射出 |
injection |
ダイキャスト鋳造機で金属の溶湯をスリーブに充填させ、プランジャーチップにより、前方に押し出し、金型の製品部に充填させること。 |
収縮巣 |
shrinkage cavity |
金属が液体から固体に変化する際の体積収縮により、肉厚部などの内部に発生する空洞。 |
集塵機 |
dust collector |
ショットブラスト機による研掃作業などで、空気中に飛散する粉塵を、吸引し、バグフィルターなどで除去する装置。クリーンになった空気を排気する。 |
集中溶解炉 |
central melting furnace |
金属の溶解を1ヶ所で集中して行うための溶解炉。溶解には、この集中溶解方式と、鋳造機ごとに溶解炉の設置された個別溶解方式がある。 |
充填 |
filling |
型の空隙部(キャビティーや方案部)に溶けた金属を満たすこと。 |
周波数 |
frequency |
電気振動(電磁波や振動電流)が、単位時間当たりに繰り返される回数。 |
出湯温度 |
tapping temperature |
溶解炉から金属の溶湯をトリベなどに取り出すときの溶湯の温度。 |
潤滑剤 |
lubricant |
型のスライド、鋳造機のタイバーなどの潤滑のための物質。 |
潤滑油 |
lubricating oil |
型のスライド、鋳造機械のタイバーなどに塗布し、接触部の摩擦を少なくするために用いる油。 |
ショーカライザー |
Shocaraiser™ |
人造黒鉛粒。鋳鉄の原料。(昭和電工株式会社の製品名) |
焼結ベント |
sintered vent |
エアーベント、ガスベントとして、鋳物を鋳造する際、キャビティー内の空気を抜くために用いる。銅線を縦に入れて、鉄の粉を焼結させ、その後高温にして銅を溶かし、孔を形成させ、ガスの通路を設けたもの。 |
焼成 |
baking |
シェル中子を硬化するために用いる製造工程の最後に行われる高温加熱工程。 |
衝風焼入れ |
blast quenching |
型材の強度、靭性を上げるため、加熱後、空気中または適切なガス雰囲気中で冷却する焼入れ。空気焼入れともいう。 |
照明 |
lighting |
特定の場所を明るくするための光源。蛍光灯、水銀灯、ハロゲン灯などがあり、最近ではLED灯が採用され、省エネが図られている。 |
初晶 |
primary crystal |
共晶前に晶出した結晶。アルミ二ウムの過共晶シリコン合金では、凝固時の最初に、初晶シリコンが析出する。 |
ショット玉 |
shot ball |
ショットブラスト工程で使用される硬質の粒体などの投射材。 |
ショットブラスト |
shotblasting |
投射材と呼ばれる粒体などを、鋳物に投射し、鋳物表面の仕上げやバリ取りなどの加工を行う工程。 |
真円度 |
circularity; roundness |
正しい円からの差の度合い。JISでは「円形形体の幾何学的に正しい円からの狂いの大きさをいう」と定義されている。 |
真空 |
vacuum |
空気など、気体の圧力が著しく低い状態。 |
浸食 |
erosion |
鋳物や型などの表面が、水や薬剤などにより、化学反応を起こし、減耗すること。 |
靭性 |
toughness |
物質の脆性破壊に対する抵抗値や、亀裂による強度低下に対する抵抗値。 |
芯出し |
centering |
鋳物を旋盤加工などをする際、三爪チャックでつかむが、加工精度を出すために中心軸を調整する作業。 |
振動数 |
number of vibrations |
等速円運動や単振動などの振動が、単位時間当たりに繰り返される回数。 |