フェンダー編
係船に必要な器具や用品についてご紹介します。
- サイズ(径)
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20フィートクラスの軽風で20cm径。
(強風時はワンサイズアップするか、個数を増やす)30フィートクラスの軽風で30cm径。
(強風時はワンサイズアップするか、個数を増やす)
※自船のフェンダー径は、フィート数を「cm」換算した径がサイズの目安となります。
- 材質
- 突風や波の衝撃を和らげる「エアーフェンダー」を使用する。
※タイヤや俵フェンダーはゴムやウレタン素材の固体であることから、外板の厚い漁船には適用できるが、プレジャーボートは桟橋の海象が悪いと舷側を傷める可能性があるため避けること。
- 個数
- 軽風:2個以上。 強風:3個以上。 暴風:全周に多数。
- セット位置:
- 舷側がほぼ直線形状となっている舷側部にセットする。
※海面条件が悪化傾向に伴い、その隙間にフェンダーを追加する。
- セット高さ:
- ガンネル下~水面上の範囲とする。 ※水面に垂らすとフジツボが付着し、船側を傷付けることになる。