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ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

SMT(電子部品実装)・マウンター

用語集

電子部品実装関連機器・マウンターの用語集をご紹介します。

※用語集の記載は予告なしに変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。

※50音順

用語 解説
ALL IMAGE TRACER部品認識画像などマウンターで取得可能な画像情報を全て保存する、ヤマハ発動機の機能名称のこと。N点照合等の分析ソフトウェアにて保存画像を活用可能で吸着不良や実装不良の要因調査が直感的に可能となる。
ANC"Auto Nozzle Changer"の略。ANCに各種ノズルを収納して部品サイズや形状に合わせて自動交換することが可能となる。ノズルステーションと呼ばれる事もある。
ATS"Auto Tray Supply"の略。シングルタイプの自動トレイ供給ユニットのこと。
CPH(ChipPerHour)1時間に実装可能な部品点数を示す搭載能力の指標。
FMヘッド(フレキシブルマルチヘッド)背高部品や異形部品への対応力を重視した5本インライン型ヘッドのこと。YRM20用のFMヘッドでは03015mm~W55×L100mm T30mmまで実装可能かつ荷重制御機能も備え高いユーザビリティを確保。
HMヘッド(ハイスピードマルチヘッド)ワンヘッドソリューションをコンセプトとして、高速性と汎用性を両立した10本インライン型ヘッドのこと。YRM20用のHMヘッドでは0201mm~W55×L100mm T15mmまで実装可能。
LEDランク管理かんりLEDは光量、色味など個体によるバラつきがあるが、最終製品では明るさや色の均一性が求められる。光量などでランク分けされたLEDを識別管理して実装する事などにより最終製品における明るさや色の均一性などを実現する機能。
MACS"Multiple Accuracy Compensation System”の略。
ヤマハ独自のマウンター搭載精度補正方法の総称。
RMヘッド(ロータリーマルチヘッド)超高速ロータリー型ヘッドで1ヘッド当たりの世界最速を誇る。(2021年6月時点当社調べ)一方で、□12mmかつ高さ6.5mmまでの部品に対応可能な汎用性を併せ持つ。
sATS"Single Auto Tray Supply"の略。シングルタイプの自動トレイ供給ユニットのこと。
エジェクター圧縮エアを使用して真空を発生させる機器のこと。
マウンターでの部品の吸着等に用いられる。
一括交換台車いっかつこうかんだいしゃ複数のフィーダーを一括で交換するための台車。
オートローディングフィーダースプライシング作業を不要にしたスキルレスかつ自動セットを実現したフィーダー。
オーバードライブモーションヘッド干渉を最小化して、高効率な交互実装を実現することができる機能。
仮掛かりかけステーションフィーダーへのテープ部品のセッティングおよび送りピッチの変更に使用する。マシン本体から電動フィーダーへの電源供給する。
共通段取きょうつうだんど複数の生産プログラムの部品セット位置を共通化すること。
機種切替時にフィーダー入替作業が不要となり段取り時間を削減可能。
グリッパーノズル通常マウンターで使用される部品吸着ノズルがノズル先端部から空気を吸引することで部品を吸着して把持するのに対し、空気の吸引力を駆動源としてノズル先端に取り付けた可動爪を動かし、可動爪により機械的に部品を把持する機構を持ったノズルのこと。
コプラナリティ端子最下面の均一性を示す値。SMDの各ピン/ボール接触点とボード側の接地面間の最大距離のこと。コプラナリティチェックカメラを使用することで、リード浮きなどによる実装不良を予防できる。
サイドビューカメラ部品の吸着状態を側面から撮像するカメラのこと。リード部品の表裏反転やチップの立ち吸着などの吸着異常を検出する。
サイドブローノズルシャフトブロー時に、ノズルの先端に側面からもブローを掛けて汚れを除去すること。
スキャンカメラ部品吸着後、ヘッドが部品搭載位置へ移動する間に吸着中の部品を高速撮像可能なカメラ機構のこと。これによりフィーダー~基板間を最短距離で移動可能となる。
スケジュールタスクスケジューリングされた設定に従い、ノズル清掃ブローや真空圧チェックなどのメンテナンスを定期的かつ自動的に行うシステム。
代替部品設定だいたいぶひんせってい部品切れが発生した際に代替部品設定した別のフィーダーに切り替り生産を継続する機能。取り外したフィーダーの部品補充をしてマシンに再セットすると、再セットしたフィーダーからの部品供給に自動的に戻すことが可能。
ダミーフィーダーフィーダーセット位置からの手入れ防止の安全対策として使用される、部品供給機能のないフィーダーのこと。
テープカッター部品吸着後の空テープをカットして廃棄するための機構。
ノンストップ一括交換台車いっかつこうかんだいしゃ自動運転を止めずに台車の交換が可能な一括交換台車仕様。
バフィングノズルやノズルシャフトにばね摺動機構を装備することにより、部品に掛かる荷重および衝撃を低減する機構のヤマハ呼称。
フィデューシャルカメラ基板上のフィデューシャルマークの検出や、部品搭載位置のティーチングなどに使用するカメラ。
プッシュアップピン基板を下方から支える事で部品装着時の基板の上下方向への動きを抑制し実装品質の安定化に寄与する。バックアップピン、サポートピンと呼ばれる事もある。
ブローステーションノズル&ノズルシャフト内部、およびノズル先端に高圧ブローを掛けることにより、 汚れや異物を吹き飛ばして清掃を行うユニット。この動作をノズルシャフトブローと呼ぶ。
分割認識ぶんかつにんしき認識カメラの視野に収まりきらない部品を、位置を変えて複数回撮像し、画像を結合することで部品認識を可能とする技術。
マルチカメラベース部に固定設置されたカメラのこと。上空をヘッドが移動する際に部品吸着状態を認識する。極小部品から大型部品まで幅広いレンジの部品を認識可能。オプションでコプラナリティチェッカーを取り付けることも可能で、IC部品のリード曲がりや部品平面度のチェックを行える。
無停止むていしフィーダー交換こうかん自動運転を止めずにフィーダー交換をすることができる機能。代替部品設定と併用する事で効果的な運用が可能。
かえりチェック部品の持ち帰りを負圧やカメラによりチェックする仕組みのこと。
ランダム搭載とうさいディスプレイ用バックライト製品に同じ部品種類のAリール、Bリールの部品を散らかして打つこと。LED部品はリールごとに微妙に色合いが異なる場合があり、色合いの違いを抑えることが出来る。
ワンストップカバー一括交換台車をセットすべき箇所に、台車をセットせず生産を開始する場合において、台車が無いことによって開いた空間を埋め、生産稼働中に手や体の一部が入らないようにするカバーのこと。

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