用語集
電子部品実装関連機器・マウンターの用語集をご紹介します。
※用語集の記載は予告なしに変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
※50音順
用語 | 解説 |
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BOM | “Bill Of Materials”の略。日本の製造業では主に「部品表」と呼ばれる。BOMは、製品をつかさどる部品の一覧であり、階層構造を示すとともに、内容を理解するための品名、部品を特定する型名、メーカー名、ユニットの数量などが含まれている。BOMは、業種・業態により様々な種類があり、設計BOM(E-BOM)、製造BOM(M-BOM)、購買BOM、サービスBOMなどがある。 |
CAD | ”Computer Aided Design” の略。 コンピュータを使って設計をすること、あるいはコンピュータによる設計支援ツールのこと。 SMTにおいてはプリント基板専用のCADが用いられCAMの機能を併せ持つものが多い。 |
CAM | "Computer Aided Manufacturing" の略。ヤマハ発動機の製品名。 コンピュータを使って工程設計や生産インフラ準備をサポートすること。SMTにおいては部品搭載座標やメタルマスク等の治工具類作成の為のガーバーデータ等を生成し事前準備作業を効率化する。 |
ELS | 一般的であるLANを使ったTCP/IP通信でM2M(Machine to Machine)を実現している。また半導体およびその関連製造ラインをサポートしてきたグローバルスタンダードであるSEMIスタンダード(標準規格)の一つとして登録されている。 |
IT-Option | 生産性や品質向上の為のSMT生産ライン用ソフトウェアのこと。ヤマハ発動機の製品名。生産性向上においては残数カウンター、自動段取、品質向上においては段取りベリファイ、部品ロットトレースなどのソリューションを提供する。 |
MES | "Manufacuring Execution System"の略称で製造工程の可視化、管理、作業者への指示や支援を行う情報システムのことを指す。製造現場よりの業務管理を行うシステム。 |
POT2 | オートティーチングなど高度なデータ作成支援機能を備えたマウンター用プログラム作成支援ソフトウェアのこと。ヤマハ発動機の製品名。2021年に販売開始したソフトウェア「YSUP-PG」に機能として統合された。 |
P-TOOL | プログラム作成を支援する為のオフラインソフトのこと。マウンター、印刷機、ディスペンサーなどの各種装置に対し共通のUIでのデータ作成が可能。 データ変換・基板エディタ・ビジュアルエディタ・データベースエディタ・ライン最適化などの機能がある。 |
QRコード | 株式会社デンソー(現:株式会社デンソーウェーブ)が開発した2次元コードの一種。 QRとは"Quick Response"の頭文字で、高速読み取りを特徴とするフォーマット。 |
SDS(MSDS) | 事業者が化学物質や製品を他の事業者に出荷する際に、その相手方に対して、その化学物質に関する情報を提供するための資料。 化学物質の安全な使用・取扱いをするために、物質名、供給者名、分類、危険有害性、安全対策および緊急事態での対応など、詳細で不可欠な情報を記載する。 |
YSUP-PG | YAMAHAの次世代プラットフォーム「YRM」シリーズの性能を発揮する新ソフトウェアプラットフォームのこと。POT2の機能を取り込みつつ、ASCIIデータ変換、標準CAM変換など新機能を搭載することで、全てのお客様へ、簡単で効率が良く、間違いのないデータ作成を行う環境を提供する。 |
インテリジェントファクトリー | SMT工場におけるスマートマニュファクチャリングの実現の為に、インライン、オフラインの支援ソフトウェア及び各機器を最新のIoT/M2M技術により統合させたシステムの名称。機能別パッケージで構成されており、ユーザーの生産形態や予算によって段階的な導入が可能。また、ヤマハが目指すスマート工場のコンセプトそのものを示す言葉に昇華されており、新世代プラットフォームや機能開発などの指標となっている。 |
ガーバーデータ | SMTにおける主要なCAMデータのフォーマットのこと。 パターン、シルク印刷、ソルダーレジストなどプリント基板製造が主な用途だがメタルマスク製作用のデータも同時に生成される。YSUP-PGではオートティーチングなどでも活用可能。 |
ハードキー/ドングル | USBなどの形をしたキーで、ライセンス認証などを行うもの。 |