Bタイプ タイミングベルト駆動モデル
長距離搬送に最適。単軸(1軸)ロボット(電動スライダ)タイミングベルト駆動モデルBタイプの特長をご紹介します。
Bタイプタイミングベルト駆動モデル
最長ストローク3050mm。長距離の工程間搬送が可能。
- 対応ストローク:
150~3050mm - 最高速度:
1875mm - 最高可搬質量:
10~30kg
特長
01大きなモーメント負荷にも対応
4列サーキュラー溝式2点接触ガイド※1
差動すべりが少ない4列サーキュラーアーク溝式2点接触ガイドを採用。2列ゴシックアーチ溝式4点接触ガイドに比べて、構造上ボールの差動滑りが少なく、大きなモーメント負荷がかかったり、取付面精度が悪い場合でも良好な転がり運動が維持され、異常摩耗などの故障になりにくい性質を持ちます。
●F/N/Bタイプ※2
Fタイプ・Nタイプ・Bタイプは高剛性アルミ押出材フレームにガイドレールを2本レイアウトしました。レール1本あたり2個、合計4個のベアリングユニットで、大きな荷重をしっかり支えます。大きなモーメント荷重も、主に上下方向の力に変換するため、ひとつのベアリングユニット自体にかかるモーメントはごく小さくなり耐久性が抜群です。
※ 1. T4/T5 を除く。 ※ 2. F8 シリーズ/F10/B10 を除く。
02位置検出器には耐環境性に優れたレゾルバ採用
モータの位置検出にはレゾルバを採用しています。光学式エンコーダのように電子部品の故障などによる検出不良はなく耐久性に大変優れています。
また、アブソリュート仕様、インクリメンタル仕様ともにロボットの仕様は全く同じでコントローラも共通です。そのため、パラメータ設定だけでアブソ仕様にもインクリ仕様にも変更可能です。バッテリーバックアップ期間は1年間ですが、万が一、アブソバッテリが完全に消耗しても、インクリ仕様として動作させることが可能なため、ラインを停止させることがなく安心です。
レゾルバは磁気式位置検出器。電子部品や光学素子のないシンプルな構造で、一般的な光学式エンコーダに比べ、潜在的故障箇所がきわめて少ないのが特長です。高い耐環境性・低い故障率で自動車や航空機など信頼性が重視される分野で数多く使用されています。
03ダイレクトカップリング構造で容易なメンテナンス
ボールネジ軸端に直接モータをビルトインした構造を採用しています。そのため全長が短縮され、サーボ剛性も向上し、さらにはコストダウンにも寄与しています。ビルトイン構造でありながら、モータやボールネジ等が単体で交換でき、メンテナンスもスムーズに行えます。
0410 days delivery
カタログ掲載の標準モデルは、ご注文からわずか10日間(当社稼働日)でお届けします(Nタイプを除く)。
※在庫の状況や一度に大量のご注文をいただいた場合は、納期を10日以上いただくことがございます。
05各種特注仕様にも対応
ダブルスライダ、ワイドスライダなど各種特注にも対応いたします。
詳しくは、弊社営業までご相談ください。
06用途に応じたコントローラをご用意
ロボットプログラム動作、パルス列制御に加え、ポイント番号を指定して動作させるポジショナを新たにラインナップ。また、複数のロボットを1台のコントローラで制御するマルチ仕様にも対応。用途に合わせて最適なコントローラをお選びいただけます。
※画像をクリックすると各コントローラページに移動します。