単軸ロボットポジショナ TS-SH
TRANSERVO専用ロボットポジショナ アブソリュート対応モデルをご紹介します。
TS-SHTRANSERVO専用ロボットポジショナ
対応ロボット:TRANSERVO
CEマーキング対応:○
フィールドネットワーク対応:CC-Link、DeviceNet、EtherNet/IP、PROFINET
運転方法:ポイントトレース、リモートコマンド、オンライン命令
ポイント数:255ポイント
入力電源:主電源 DC24V±10% 制御電源 DC24V±10%
原点復帰方式:アブソリュート、インクリメンタル
特長
01TRANSERVO専用ロボットポジショナに待望のアブソリュート対応モデル登場
ポイント番号を指定して、スタート指令を入力するだけで簡単位置決め運転が行えます。
アブソリュート仕様を選択いただくことで原点復帰が不要となり、電源投入から設備稼働までの時間が短縮されます。
02TRANSERVOシリーズ全モデルに使用可能
03主な運転パターン
04ポイントごとに詳細設定
速度、加減速、ゾーン出力範囲、位置近傍幅などをポイントごとに設定できます。
上記の運転パターンと組み合わせることで、簡単にさまざまな動作を行うことができます。
項目 | 内容 | |
---|---|---|
1 | 運転タイプ | ABS、INC、位置決め、押付、連結などのパターン |
2 | 位置 | 位置 / ピッチ移動量 |
3 | 速度 | 運転時の最高速度 |
4 | 加速度 | 運転時の加速度 |
5 | 減速度 | 運転時の減速度(加速度に対する比率) |
6 | 押付力 | 押付運転時の電流制限値 |
7 | ゾーン− | 個別ゾーン出力の出力範囲 |
8 | ゾーン+ | |
9 | 位置近傍幅 | 位置近傍出力の出力範囲 |
10 | 分岐 | 位置決め完了時の分岐先または連結運転の連結先 |
11 | フラグ | 停止モード選択、その他 |
- ※
- 速度と加速度は、感覚的に分かりやすい%単位入力(標準)と、
サイクルタイム計算をしやすいSI単位入力(カスタム設定)から選択可能です。
05最大加速度自動設定
加速度はロボットの寿命を決める重要な要素です。
高すぎる加速度を設定すると、最悪の場合、短期間で壊れてしまうこともあります。
TSシリーズでは機種ごと、搬送質量ごとに、モータの出力とガイドの寿命を考慮した最大加速度をきめ細かく設定。
誤って過大な加速度を入力してしまう心配はありません。
06EtherNet/IPに対応
上位制御装置の仕様に合わせて、入出力を下記の5種類から選択可能です。
すべて本体内蔵のため、配線も容易です。
項目 | 内容 |
---|---|
NPN | 入力16点 DC24V±10% 4mA/点 プラスコモン 出力16点 DC24V±10% 50mA/点 シンクタイプ |
PNP | 入力16点 DC24V±10% 4mA/点 マイナスコモン 出力16点 DC24V±10% 50mA/点 ソースタイプ |
CC-Link | CC-Link Ver. 1.10対応 リモートデバイス局(1局) |
DeviceNet | DeviceNetスレーブ |
EtherNet/IP | EtherNet/IPアダプタ (2ポート) |
07最大16台まで接続可能 (デイジーチェーン機能)
TSシリーズコントローラをデイジーチェーン接続することで、1台のパソコンやハンディターミナルから任意のコントローラのデータ設計やモニタリングが可能となります。
TRANSERVO専用のTS-S2、TS-SDだけでなく、上位機種対応のTS-X、TS-Pにも対応しているため、ヤマハ単軸ロボット全てを接続でき、使用するロボットが多くなってきた場合に大変便利です。
- ※
- TS-SDはHT1およびタッチパネル表示器Pro-faceはご使用になれません。
08TSシリーズ共通サポートソフト「TS-Manager」
サポートソフトはTS-S2、TS-SD、TS-X、TS-Pの全てに共通です。
ポイントデータの編集、バックアップなどの基本機能はもちろん、システムのデバッグや各種モニタ機能や詳細なエラー履歴、動作シミュレーションなど、解析を効率よく進めるための便利機能を多数搭載しています。
リアルタイムトレース
各種モニタ機能&詳細なエラー履歴
動作シミュレーション
単軸ロボットポジショナ TS-SH
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