単軸ロボットドライバ RDV-X・RDV-P 仕様
位置決め整定時間短縮と省スペース化を実現。パルス列入力方式ドライバRDV-X、RDV-Pをご紹介します。
基本仕様
項目 | RDV-X | RDV-P | ||||||
ドライバ型式 | RDV-X205 | RDV-X210 | RDV-X220 | RDV-P205 | RDV-P210 | RDV-P220 | RDV-P225 | |
制御軸数 | 1軸 | |||||||
制御可能ロボット | 単軸ロボットFLIP-X | リニア単軸ロボットPHASER | ||||||
基本仕様 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
接続モータ容量 | 200V 100W以下 |
200V 200W以下 |
200V 600W以下 |
200V 100W以下 |
200V 200W以下 |
200V 400W以下 |
200V 750W以下 |
|
最大消費電力 | 0.3kVA | 0.5kVA | 0.9kVA | 0.3kVA | 0.5kVA | 0.9kVA | 1.3kVA | |
外形寸法 | W40×H160×D140mm | W40×H160× D170mm |
W40×H160×D140mm | W40×H160× D170mm |
W55×H160× D170mm |
|||
本体質量 | 0.7kg | 1.1kg | 0.7kg | 1.1kg | 1.2kg | |||
入力 電源 |
制御電源 | 単相200~230V+10%、-15%、50/60Hz±5% | ||||||
モータ電源 | 単相/三相200~230V+10%、-15%、50/60Hz±5% | |||||||
軸制御 | ||||||||
位置検出方式 | レゾルバ | 磁気式リニアスケール | ||||||
制御方式 | 線間正弦波変調PWM方式 | |||||||
制御モード | 位置制御 | |||||||
最高速度※1 | 5000rpm | 3.0m/s | ||||||
入出力関係機能 | ||||||||
位置指令入力 | ラインドライバ信号(2Mpps以下) (1)正転パルス+逆転パルス (2)符号入力+指令パルスT (3)90°位相差二相パルス指令 (1)~(3)よりいずれか選択 |
|||||||
入力信号 | DC24V接点信号入力(シンク/ソース対応可)(DC24V電源内蔵) (1)サーボON (2)アラームリセット (3)トルク制限 (4)正転駆動禁止 (5)逆転駆動禁止 (6)原点センサ※3 (7)原点復帰 (8)パルス列入力許可 (9)偏差カウンタクリア |
|||||||
出力信号 | オープンコレクタ信号出力(シンク/ソース対応可)(1)サーボ準備完了 (2)アラーム (3)位置決め完了 (4)原点復帰完了 | |||||||
リレー出力信号 | ブレーキ解除信号(24V 375mA) | ー | ||||||
位置出力 | A、B相信号出力:ラインドライバ信号出力 Z相信号出力:ラインドライバ/オープンコレクタ信号出力 N/8192(N=1~8191) 1/N(N=1~64) または2/N(N=3~64) |
|||||||
モニタ出力 | 2ch、0~±5V電圧出力、速度検出値、トルク指令など選択可能 | |||||||
内部機能 | ||||||||
表示器 | 5桁数字表示器、制御電源LED | |||||||
外部オペレータ | パソコンソフト「RDV-Manager」モニタ機能、パラメータ設定機能、運転トレース機能、試運転機能など USB2.0使用 Windows Vista / 7 / 8 / 8.1 パソコン接続可能 |
|||||||
回生制動回路 | 内蔵(ただし制動抵抗無し) | |||||||
ダイナミック ブレーキ※4 |
内蔵(動作条件設定可能)(DB抵抗無し、結線:2相短絡) | 内蔵(動作条件 設定可能)(DB抵抗付き、結線 : 2相短絡) | ||||||
保護構造※2 | 半閉鎖型(IP20) | |||||||
保護機能 | 過電流、過負荷、制動抵抗器過負荷、主回路電圧、メモリ異常 など | |||||||
オプション | ||||||||
パソコン用 サポートソフト |
RDV-Manager | |||||||
一般仕様 | ||||||||
使用温度 | 0°C~+55°C | |||||||
保存温度※5 | -10°C~+70°C | |||||||
使用湿度 | 20%~90%RH(結露なきこと) | |||||||
耐振動※6 | 5.9m/s2(0.6G)10~55Hz |
- ※1
- ロボットドライバの制御上のパラメータ、演算範囲であり、ロボットの最高速度の能力ではありません。
- ※2
- 保護方式は JIS C 0920(IEC60529)に準拠します。
- ※3
- 原点センサはGXL-8FB(SUNX製)または、FL7M-1P5B6-Z(山武製)とします。原点センサの消費電量は15mA以下(出力開放時)とし、ロボットドライバ1台に対し原点センサ1台のみの接続とします。
- ※4
- ダイナミックブレーキは非常停止用としてお使いください。ロボットの機種によっては、ブレーキの効きが小さい場合があります。
- ※5
- 保存温度は輸送中を含めた非通電時の温度です。
- ※6
- JIS C 60068-2-6:2010(IEC 60068-2-6:2007)の試験方法に準拠します。
単軸ロボットドライバ RDV-X・RDV-P
関連コンテンツ
- 単軸ロボット FLIP-Xシリーズ (電動スライダ)
- 高い信頼性と耐久性を誇る単軸(1軸)ロボット(電動スライダ)FLIP-Xシリーズ。耐剛性フレーム付きボールネジ駆動タイプのほか6タイプをご用意。
- リニアモータ単軸ロボット
- 長距離を高速搬送が可能。高精度・高推力を誇るリニアモータ使用の単軸ロボット(リニアアクチュエータ)PHASERシリーズ。
- ケーブル情報
- ロボットケーブル、ケーブルターミナル、コネクタの外形寸法図、型式をご確認いただけます。
- Robot Movie Channel
- ヤマハの産業用ロボットを使用した、搬送、組立、移載、ネジ締め、穴あけ、シーリング(塗布)、パレタイジング、コンベアトラッキング、画像処理のアプリケーション動画をご紹介します。