直交ロボット（用途例）

直交ロボットと単軸ロボットを、1台のコントローラで制御。

• 1台のコントローラで複数のロボットを同時に制御できます。
  最大2グループ8軸まで拡張可能です。
• 複数台のロボットを1台のコントローラで制御するため、PLCやコントローラ間のIOを介さずに連携が可能です。
  そのため、制御プログラム作成工数の低減による、装置立ち上げ時間の短縮、人件費削減などのメリットがあります。

デュアルドライブ制御により、ロングストローク軸を直交組合せで使用。

• デュアルドライブ(2軸同期)制御の応用により、Y軸2m程度までのロングストロークに対応可能。
  長距離搬送、重可搬搬送の仕様に応用できます。
• 垂直軸を組み合わせることにより、大型の液晶ガラス基板を縦に配置した検査などへの応用が可能です。
• 求められる繰り返し精度に応じ、最適の組合せ機構、制御方法をご提案いたします。

インデックスからの部品ピックアンドプレイス。

• インデックス上の部品をビジョン機器で選別し、ロボットで取り出し、分別する。
• ビジョン機器で種類、位置を判断し、ロボットに動作位置を指令する。
• 事前にティーチングした位置だけでなく、通信で外部機器から取得した任意の位置へ移動可能。
• コントローラの通信は、RS232C、Ethernet、CC-Linkなどのフィールドバスから選択可能。

デュアルドライブを応用した、大型・重量ワークの搬送。

• デュアルドライブ=同種類の単軸ロボット2軸を、同期させて動作させる機能。
• 重量物やサイズが大きい部品・製品でも、デュアルドライブ機能を使うことによって、搬送可能。
• 加速度向上によるタクトタイム短縮にも有効。

自動車クラッチの組立、2種類の部品を、高効率で交互組付。

• ダブルアームにより、省スペースとタクトタイムの短縮を実現。
• ダブルアーム仕様が、標準で選択可能。
• Y軸、Z軸のストロークは、左右異なった選択も可能。(特注対応)
• ナット回転式のX軸は、ロングストロークにも対応が可能で、且つ最高速度を維持。

ダブルアームによる高効率搬送。

• 直交XZでZ軸を2台にすることでトータルのタクトタイムの短縮と設置スペースの削減。
• 剛性のあるフレームとガイドを採用しているからこそできる特注。

大型液晶表面加工装置内での接着剤塗布。

• 大型ワークに対応。
• カッターによる切り取り作業、カメラによる表面検査等にも応用可能。

パレットからICを取り出し、XYZの直交ロボットで部品を指定の場所に移載。
半導体製造で、基板にダイを熱圧着する工程で使用する機械の一部分として使用。

• RCXコントローラを使用し、パレタイジングの際に変数による演算結果が使用可能。

電子部品製造の後工程で検査機として使用。

• 2台のSXYxを1台のRCX340にて2台ロボット設定で使用。
• SXYxは2台ともXY軸の上下方向の走り精度が±0.05mm以下。

ケース合わせ面へのシール剤塗布。

• 3軸直交ロボットでの3次元塗布。
  直交ロボットの専用機への組込。

薄板加工装置内に使用。

• X1、X2軸を重ね合わせ、スペースを確保。
• 2倍のストロークでも装置レイアウトが容易。

ドラムへの接着剤塗布。

• R軸の強化により、3次元補間動作+R動作が可能。
• 各軸の剛性が高いため、ムービングアーム等の過酷な条件に対しても容易に対応可。（100mm/sec対応）

重量物をパレット等に挿入、重量のある加工前ワークを加工機にセット。

• Z軸のムービングタイプ：高質量物をエアーバランサでキャンセルさせ、上下駆動。

検査機（上下触針、カメラ+照明）、精密スポット溶接機、同時上下組立。（かしめ部品、ネジ締め）

• 直交ロボット2台同時制御。
• 上下ロボットの平面度確保。（特注仕様）