スカラロボット（用途例）

スカラロボットを使用したネジ締め作業を、iVYシステムを使用し、高機能化。

• iVYシステムによる位置検出機能を追加することにより、様々な条件に対応可能となります。例えば、ネジ穴位置にバラツキがある場合、コンベア上でワーク位置が一定しない場合、多品種のワークが供給される場合などでも、ロボットを容易に導入できます。
• iVYシステムは簡単な操作でキャリブレーションが可能。ティーチング工数も削減できるため、装置の立ち上げ時間短縮、人件費削減などが図れます。

インバース仕様を応用した、ワークの工程間搬送。

• インバース仕様により、ワークを下から保持することが可能なので、搬送中のワークへの異物落下を防止します。
• ロボットメカの性能は、標準仕様同等。YK-XGシリーズの高性能が、活用可能です。
• ヤマハスカラロボットは標準床面設置、壁掛けと併せ、本インバース仕様（※)の3パターンの設置方法が選択可能です。装置設計において、多様な提案が行えます。

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注意：標準仕様および、通常の天吊、壁掛け仕様を天地逆方向に設置すると故障の原因となる場合があります。当使用例のような設置を考慮される場合は、必ずインバース専用仕様（YK-XS-U)をご選択ください。

重量ワークの移載・搬送。

• ビルトイン構造によるタイミングベルトレスの駆動により、R軸の高許容イナーシャを実現。
• R軸の高許容イナーシャにより、大型のハンドの使用が可能。1回あたりの搬送数量アップで、高効率化。
• 低イナーシャ時には、R軸を高加速度で動作させることが可能。タクトタイムの短縮が可能。
• XYR軸の減速機にハーモニックギアを採用。グリス封入タイプで、グリスアップ不要。

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  YK500XG～YK1000XGタイプ

完成品機能検査、開発ソフト評価、ボタンPUSH品質検査。

• アーム長120mm～1200mmの業界トップクラスのラインナップで色々なシステムに対応。
• 省スペース。
• スカラを使って、各ボタンをPUSHし、画像処理で判定。

ウェハマスクをストッカーより入れ替え。

• クリーン仕様+インバース構造でワークの下に駆動部設置。
• 円筒座標型ロボットでは、このアプリケーションの場合、走行軸が必要となるが、スカラであれば直線補間をさせることで固定型で対応可。

ロングZを活用し、高さのあるワークを積み重ね。

• スカラでZ軸ロングストロークを準標準にて対応が可能。
  YK250XH～400XH Z軸ストローク準標準で300mm。
  YK500XG～600XGH Z軸ストローク準標準で600mm。
  YK700XG～1000XG Z軸ストローク準標準で800mm。
• X・Y軸のスピード、省設置スペースのメリットでスカラを使用。

独立型組立セルのベースマシン。

• 多品種変量生産に最適。
• 受け渡し場所を設置すれば直接複数のセルをつなげて設置可能。

ライン型組立セルのベースマシン。

• 動作範囲の広いスカラの利点を活用。
• つなげることにより長さ自在のライン構築が可能。

ターンテーブル2台の中間にて、両方のハンドリング。

• 動作範囲の広いスカラの利点を活用。