リニアコンベアモジュール LCMR200 構造
リニア搬送のパイオニアが提案する、次世代工場の搬送プラットフォーム
搬送環境を改善する、優れた性能。
01原点復帰不要
新開発の高精度フルレンジアブソリュートセンサにより原点復帰が不要です。動作の開始、停止が簡単に行え、立ち上げ復旧時でも時間のロスが発生しません。
02コネクションプレートとコネクションユニットによる簡単連結
モジュールは、コネクションプレートにより機械的な位置決めを行い、コネクションユニットによりモジュール間通信の連結を行います。短時間で再現性と信頼性の高い設置が可能です。
03往路・復路モジュール接近設置が可能で省スペース
〈 ケーブル取出し方向選択可能 正面 背面 〉
モジュールのケーブル取出し方向が選択可能です。装置に設置する際、電気配線の自由度が増します。特に水平循環レイアウトでは往路・復路のモジュールでケーブル取出し方向を逆にすることで、モジュールを最短200mmまで近づけることができ、循環時のサイクルタイム短縮、設置スペースの削減が可能です。また、モジュールの状態を示すLEDインジケータはモジュールの正面、背面の両側から視認可能です。
04薄型構造
新開発のリニアモータ採用により、モジュールの高さがLCM100の約30%ダウンとなりました。架台下部のスペースを有効活用できます。
05ドライバ内蔵で省配線化
モジュール本体にモータドライバを内蔵した一体構造のため、YHXコントローラからYQLinkケーブルで繋ぐだけでLCMR200全体を制御できます。制御盤内の省スペース化にも貢献します。
06全スライダが独立して動作可能
速度、加速度を動作ごとに設定できるため、全てのスライダを任意のタイミングで自由自在に動かすことが可能です。
07異物対策(隙間削減)天面カバー採用
各作業工程での異物の落下が故障要因とならないように、ガイドレールやモータ、センサを保護するカバーを天面に取り付けています。
08スライダ間機差±30μm(ノック穴基準)
任意の1ポイントに複数のスライダを順次停止させる場合、実際の停止位置は各スライダによってわずかに異なるため機差(相互差)を持ちますが、LCMR200はそのスライダ間機差を±30μmに抑えることができ高精度な工程に最適です。RFID等も不要なため、コスト低減も可能です。